自転車洗車の方法【ロードバイク・屋外】

自転車メンテナンス
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普段行っている自転車整備のルーティン、洗車方法を書いていく。

私は自宅ガレージで洗車をしており、ロードバイクの洗車ではメンテナンススタンドはParkToolのPRS-20を使っている。

ParkTool PRS-20
ロードバイクの洗車にはこれが使いやすい

洗車前の状態

愛車Cannondale CAAD12

洗車ビフォーアフターが分かりやすいように洗車前の状態を見てみる。

ホイールはパサパサの土がこびりついている。

洗車前のホイール、タイヤ。

チェーンとチェーンリングは黒く汚れている。

洗車前の駆動系。汚れで黒い。

スプロケット、リアディレイラー回りの汚れもなかなかの感じだ。

洗車前のスプロケット、リアディレイラー周り。黒く汚れている。
洗車前のスプロケット。やはり黒い。

ブレーキも土なんかで汚れている。

洗車前のブレーキ。ドロドロだ。
洗車前の後ブレーキ。土やブレーキダストで汚れている。

BB回りも土や油で黒い。

洗車前のBB周り。フロントディレイラーも汚れがひどい。

洗浄

準備

メンテナンススタンドへ自転車をセット。前後輪は外して、チェーンキーパーを付ける。

チェーンキーパー
チェーンキーパー装着。

これでスタート。

駆動系洗浄

一番はじめに駆動系の洗浄をする。汚れが最も多い部分から洗浄していく。

ディグリーザーをつける

今日のディグリーザーは、WAKO’sのチェーンクリーナーを使うことにした。

ワコーズ チェーンクリーナー。優秀な洗浄剤だと思う。

下は私が使ってみたディグリーザーの比較ページです。

チェーン、前後のディレイラー、スプロケットにディグリーザーをかけていく。

チェーンクリーナーをチェーンへかける。
チェーンクリーナーをリアディレイラーへかける。
チェーンクリーナーをスプロケットへかける。

ディグリーザーをかけたら、ブラシでチェーンを全周こすっていく。チェーンの表面、裏面、リンクをこするのがポイント。

チェーンクリーナーがついた状態で、ブラシを使ってチェーンをこすっていく。

続いてチェーンリングやディレイラーのプーリー、スプロケットもこすっていく。

チェーンクリーナーがついている状態でチェーンリング(主に歯先)をこすっていく。
テンションプーリー、ガイドプーリー共に汚れが多く付着する場所だ。ここもこする。
チェーンクリーナーがついているスプロケットをブラシでこする。

ブラシでこするのは、汚れを浮かして汚れを落としやすくするためだろう。

ディグリーザーを落とす

汚れをしっかりと浮かしたら、ディグリーザーを落としていく。

今回はWAKO’sのチェーンクリーナーを使ったので、水で洗い流していく。

流す箇所は、以下のディグリーザーを使った箇所だ。

  • チェーン
  • 前後ディレイラー
  • スプロケット
  • チェーンリング

水で流せるところがWAKO’sチェーンクリーナーの手軽で良いところ。

流水をかけながらペダルを回してチェーン全周の汚れを落とす。

溶剤系ディグリーザーを使った場合は、ウェスで拭き上げていく。

中性洗剤で仕上げ洗いをする

経験上、どんなディグリーザー、チェーンクリーナーを使ってもそれだけでは汚れが結構残りやすい。

大量の中性洗剤水で物理的に洗い流すと汚れをさらに落とすことができる。

中身はMagicaでは無い。
バケツ一杯、アワアワにして洗っていく。

汚れをしっかりと落としたい場合、バケツ一杯の中性洗剤水でチェーン、チェーンリング、スプロケット辺りの駆動系全てをブラシでゴシゴシ洗い流していく。

駆動系をこうしてアワアワにしながら洗っていく。
スプロケットは汚れ残りがあれば洗っておく。

ここまででのチェーン洗浄の仕上がりは、チェーンを指で強くこすっても汚れが指に付かない程度まで綺麗になった。

中指でチェーンを強くこすっても・・・
汚れが全くつかない!気持ちが良い。

ホイールフレーム、その他パーツ洗浄

ホイール洗浄

ここでも中性洗剤水を使う。

ブラシは大きいものと小さいもの2つ。

この二本で洗っていく。自転車専用品では無い。自動車用ブラシ(青色)とコンデンサーブラシ(黒色)。いずれもホムセンでゲットした。

大きいものは広い面を、小さいものはハブのあたりをこするのに使いやすいものを選ぶ。

今回はタイヤに土がたくさん付いているので、水をかけてふやかしてからブラシでこすっていくことにした。

タイヤとリムを大きいブラシで、ハブの辺りの細かいところは小さいブラシで簡単にこすっていく。

ブラシで割と強めにゴシゴシ洗っている。土汚れを落とす。
フロントハブは軽く撫でる程度で大概きれいになる。
リアハブは油汚れが集まりやすい。これで完全にきれいにすることは難しい。

その後は水で流しておしまい。

フレーム、パーツ洗浄

流水でフレームを簡単に濡らす。

水をバシャバシャかけています。軽く水をかけて落とせる汚れは落としておく。

次にブラシでこすっていく。

フレームの広い部分は大きいブラシで土などの汚れを下へ落としていくイメージでこすっていく。

フレームの汚れはそんなに力をいれずに落ちるものが多い。
ダウンチューブ下には汚れが付きやすい。
後三角はリアタイヤが飛ばした汚れが付着する。
ブレーキ本体も軽く。
シートステーはブレーキダストが付きやすい。

前後のブレーキやブレーキシュー、ディレイラーなどは小さいブラシでこすっていく。

ブレーキシューは重点ポイント。歯磨きする要領で汚れを落とす。
ブレーキのスプリングにもゴミは溜まりやすい。
フロントディレイラーの上に土が残ることが多い。

BB周りも小さいブラシで洗いやすい部分だ。

BB周りも土や葉っぱが載っていることが多い。

最後に流水で洗い流す。

水をジャバジャバかけます。汚れを落とす。

これでおしまい。

拭き上げ

洗い終わったら乾燥のため、拭き上げを行う。

なお、この拭き上げの段階で黒い油汚れがウェスにつくのであれば、上記の洗浄が不十分な可能性が高い。特にディグリーザーでの洗浄が不十分だと油汚れが残る。

駆動系拭き上げ

まずチェーンやディレイラー、チェーンリングの拭き上げを行う。

チェーンリンクに含まれている水を拭き取ってしまう。
ディレイラー周りも水を拭き取る。

チェーンリングは表からだけでなく、裏からもアプローチすると汚れの落とし残しが確認しやすい。

チェーンリングの表側。
チェーンリングの裏側

スプロケットも拭ける範囲で水分を取っておく。

スプロケットの隙間の水分も拭き取る。

フレーム拭き上げ

次はフレームについている水分を拭いていく。

フレームの水気もできるだけ拭き上げてしまう。
フロントフォークも。拭き上げている手触りでフレームやフォークのキズを発見できるかもしれない。

その他仕上げ

コーティングがここに入ると思うけれど、最近コーティング作業は怠っている。

今回は、フレームにこびりついた油汚れを落としていく。

BB周りの油汚れはひどいもの。

ダウンチューブの下部、チェーンステーの前方、シートチューブの下部、BBで交わる辺りの油汚れはひどい。駆動系から飛び散った油がそのまま残ってしまう。

こういう汚れは中性洗剤では落ちない。ウェスでこすって落とせない。

フレームについた汚れを落とすのには、KURE パーツクリーナー プラスチックセーフを使っている。

KURE パーツクリーナー プラスチックセーフ

プラスチックは傷めないと記載がある。塗装への侵食性は低そうだ。数年間使っていてフレームに悪影響が見られてはいないので、今の所信用している。

ウェスに吹き付けてからフレームを拭くと使いやすい。

ウェスにクリーナーを吹き付けてから汚れを拭き取るとやりやすい。

これで中性洗剤では落ちない汚れを簡単に落とすことができる。

チェーンリング裏、BB下、BB後、シートステーとチェーンステーの交点、など使える箇所は多い。

目立つ汚れは落とせる。残っているのはキズに入り込んだ汚れ。これ以上深入りすると大変だ。
光沢が戻ったBB周り。
右チェーンステー、シートステー。この辺りもチェーンからの汚れ飛散が多い箇所。きれいにできる。
両側チェーンステーのBB付近は油汚れが付きやすい。きれいになった。

とてもきれいになった。

注油

ここで記載している洗車方法は水を多く使う上ディグリーザーで油を落としている為、必要な箇所へ注油をしなければならない。

チェーン注油

チェーンオイルをさす。

お好きなチェーンオイルを注す。

パーツ注油

チェーン以外の細かい箇所へ注油をする。

  • リアディレイラーのプーリー
  • 前後のディレイラーの関節部・スプリング
  • ブレーキの関節部・スプリング
ガイドプーリー、テンションプーリーともに注油する必要がある。異音予防。
プーリー裏側からも注しておく。
フロントディレイラーのスプリングや関節部分にも注油。
リアディレイラー関節部、スプリング部、注油忘れずに。
ブレーキのスプリング部や関節部に注油。シューにかけてしまわないように注意。

この辺りをメインに注油する。

たまにホイールのアクスルやハブとスポークの接触部に注油することもある。

この細かい作業は、

AZ 狭所用オイラー 15ml 極細針ノズル付[内径約0.3mm、外径約0.9mm]

が使いやすい。

AZ 狭所用オイラー 15ml 極細針ノズル付

オイル拭き上げ

最後に余分なオイルを拭き上げていく。注油して浮き上がった汚れも拭いていく。

余分なチェーンオイルは拭いておく。写真のピントは奥のプランターへ。
ブレーキに汚れは溜まりやすい。拭いておく。

完成

ホイールをフレームに取り付けて、ブレーキと変速機の調整をしたら完成。

だいぶ使い込まれた感がでている。が洗いたてはきれいなのだ。
汚れは無い。キズはたくさんある。
スプロケット鏡面仕上げ。か?
スプロケット、チェーン、キレイ過ぎる。満足である。
チェーンリング、フロントディレイラー、チェーン、全て銀色に戻した。

これぐらいにきれいになると満足できる。

終わり。

(注:水を多く使っているから時々全バラしたほうが良い箇所が増えるかも知れません。)

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