使いやすさと洗浄力のバランス型クリーナー
製品情報

成分:不明
容量:1L
用途:自転車チェーン、可動部の洗浄
製品説明より引用
製品の特長
定期的に使用することでチェーンやドライブトレインのコンポーネントの劣化を防ぎ、パフォーマンス性能やスムーズな変速を維持し、ドライブトレインの寿命を長くできます。
https://www.vittoriajapan.co.jp/morganblue_all_products/morganblue_all_products/morganblue_cleaner/(代理店V.T.J.Ltd.より引用)
モーガンブルー チェーンクリーナーの成分は、製品本体の説明書きや代理店有限会社ブイ・ティー・ジェイのサイトを見る限り記載がない。
チェーンクリーナーを指で触ってみると、ヌルヌルとした油分を感じる。
上の写真の使用方法の説明書きを見ると、チェーンに噴霧した後洗剤と水で洗い流す、と書かれているので、おそらく界面活性剤混合の溶剤系チェーンクリーナーだと思われる。
使い方
チェーンクリーナーをチェーンやフロント/リアディレーラーに塗布・噴射します。5分間程放置した後、洗剤と水で洗い流してください。乾いた布でふき取り、チェーンやフロント/リアディレーラーに潤滑剤を注油します。
※ベアリングやフレーム、フロントフォークには絶対に使用しないで下さい。万が一付着した場合は、直ちに洗い流してください。
https://www.vittoriajapan.co.jp/morganblue_all_products/morganblue_all_products/morganblue_cleaner/(代理店V.T.J.Ltd.サイトより引用)
今回の洗浄方法は、説明書き通りに行う。
(いつもと同じ方法だけどたまたま説明書きと同じ方法になった)
チェーンにスプレー

チェーンにスプレーし、チェーンクリーナーを浸透させる。
写真撮影の都合上片手でスプレーしてるけど、実際は容量1Lなのでボトルが大きく重たい。
スプレーするには両手の方がいいけど、クランクを回すのが難しくなる。
ブラッシング

チェーンクリーナーを吹き付けた後は、ブラシでチェーンを擦っていく。
チェーンのブラッシングはチェーンリンクとチェーンの表と裏の両面、計3か所と、リアディレイラーのプーリー、フロントチェーンリングを磨く。
中性洗剤で水洗い

バケツ一杯の水に中性洗剤を溶かしてブラシでチェーンを洗う。
中性洗剤で洗い流す作業でも、チェーンと合わせてプーリーとチェーンリングをブラッシングする。
繰り返し
ここまでの流れを繰り返す。
- チェーンにスプレー
- ブラッシング
- 中性洗剤で水洗い
今回は2度行った。

最後に水洗いをしてウエスで拭き上げて終わり。
仕上がり


上記の作業後、指でチェーン全周を擦ったビフォーアフターが上の写真。
割と汚れが残っている。
チェーン洗浄力は必要十分ではあるが、中の上という感じ。

まとめ
水洗いで洗い流せるし、洗浄力も必要十分なレベルでバランスの取れた製品。
洗浄力
洗浄力は高い部類。
多少チェーンリンク内の汚れが残るが問題は感じないレベルで、必要十分。
使いやすさ
水洗いで流してしまえるのでお手軽。
アルカリ性洗剤と同じような使い方ができる。
ボトルが1Lと大容量なので、噴霧するとき両手が必要になる。
チェーン洗浄器に注いで使うのであれば問題無さそう。
臭い
ボトルに鼻を近づけて直接嗅いでみると、臭いを感じる。
スプレーで噴霧して使用すると、ほとんど臭いを感じないので使用上問題はない。
価格
この記事でレビューしている1Lの製品価格は2000円前後。
大容量で2000円なので、許容範囲か。
同じように水洗いで作業が終えられるワコーズチェーンクリーナーはさらに洗浄力が高い。
油っけが嫌な人には、洗浄力は落ちるがモータウン チェーンデグリーザーのようなアルカリ性洗剤が良いかも。
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