2024年SR600(SR西日本)を走ってDNFとなった話。
出走動機
本来昨年2023年9月末に出走予定にしていたが、2024年5月17日に変更した(理由は忘れた)。
出走動機自体も出走後の今となっては忘れてしまったが、フレッシュチームメンバーのお二人(masa102さん、門川彩雷さん)がSR600を完走されているので、走ってみようかと思ったのかもしれない。
地元のオダックス近畿開催コースから選択することにして、自宅からの最寄スタートという理由でSR西日本を走ることに決めた。
ランドヌール部門で申請。
コース紹介
コース概要
姫路城~砥峰高原~但馬アルペンルート~氷ノ山~扇ノ山~鳥取砂丘~三朝温泉~大山~蒜山高原~津黒高原~恩原高原~赤波渓谷~若杉原生林~ちくさ高原~鷹巣集落~姫路城
※総距離606.9km 獲得標高 12,447m (Ride with GPS)
オダックス近畿より引用
コース前半
コース後半
平坦基調と言える箇所は序盤と中盤鳥取市内と終盤だろうか。
前半のうち、扇ノ山以外の多くは昨年のブルベやプライベートライドで走行したことがある。
対して後半は、昨年のブルベで走った大山、蒜山高原以外はほぼ未走行区間。
装備
天気予報は変更が多かったが、出走期間の5/17/4:00-5/19/15:59(60時間)の気温は15-28℃で天候は3日間とも晴れ予報。
走行計画としては、姫路4:00スタートで270km地点の鳥取で一泊、二日目に残り330km余りを走るというもの。
日中30℃以下ということなので、スマートウール半袖ジャージとパールイズミツアーパンツ、モンベルジオライン半袖、がベース装備。
保温着として、アームカバー、ファイントラックドライレイヤーベーシック、おたふく手袋BT発熱防風レッグウォーマーをグランジモッテコ1000に収納した。
宿泊する鳥取でコインランドリーを使って洗濯をするので、今回はドロップバッグは無しにした。
その他には、(食料・水)補給ポイントと補給量、宿泊地を含めた簡易キューシートを作成。
簡易キューシートと公式キューシートの2枚を携帯した。
気温的にはシングルボトルで、水分不足になればペットボトルをジャージやサドルバッグに積載する。
その他には、走行前にharusanより扇ノ山の熊目撃情報を教えて頂く機会があったので、前日モンベルにて熊鈴(トレッキングベル サイレント)を購入しフロントバッグに装着した。
なお、身体の調子的には3月に走ったフレッシュと
4月に走ったBRM420近畿600km倉敷で
左膝を痛めている。
昨年、右腸脛靭帯炎対策にDIXNA2mmペダルスペーサーを装着していたのだが、それを年末取り外していたのを忘れていた。
今回は、これを再装着した。
昨年からの違いとして、シューズが新品になったことと、左アキレス腱炎対策でクリート位置を後ろに下げたこと、シートポストを下げたこと、等色々とポジション面で変更がある。
体力的なものよりも痛みの再発が心配だった。
またコース的なところでは、未走行の前半の扇ノ山、後半の蒜山高原以降の区間の雰囲気を知らないので、不安を感じていた。見知らぬ山は不気味なのだ。
スタートまで
4:00スタートなので、前日の仕事を終えてそのままスタート地点の姫路駅まで輪行し、宿泊。
最近輪行をすることが増えて、少しずつ手際が良くなりつつある。
宿にて21:30就寝、3:00起床で食事をしてスタートPC1へ。
スタート~砥峰高原
補給地点を事前に調べてはいるが、スタート後から次の補給地点までは90km。おにぎり6つ携帯する。
こういう時、パールイズミのツアーパンツのポケットは便利で左右の太ももにおにぎり計4つ搭載できる。
4:00のコンビニレシートをゲットし、一つ目の山、砥峰高原を目指して市川沿いに北上する。
スタート間もなく珍しい名前の歩道橋を見かけた。
『ドコモショップ姫路西店白国歩道橋』
周りを見渡すとドコモショップのような店舗は見つからない。
昔営業してた付近のドコモショップが閉店して、歩道橋の名前がそのまま残っているのかと思ったが、後で調べてみるとネーミングライツ歩道橋らしい。
5:20に日の出を観測。
田園地帯から山岳地帯へ向かう。
寺前駅前を通過して
山岳ゾーン始まりの交差点へ到着(35km,1:44)。
なのだが、すでに左膝裏(大腿二頭筋付近)に違和感が・・・
うーんまずいなぁと思いながら、ここで止めるのはあまりにも、なので続行。
極力左足に負担がかからないよう、クルクルペダリングで坂を上るよう意識をする。
天候は最高で、暑くもなく寒くもない、サイクリング日和。
長谷ダムを観察。今から向かうPC2太田ダムとの2段池で水力発電(揚水発電)をしている。
太田ダムへ向かうため勾配のキツい林道方向へ進む。
渓流が良い雰囲気を醸し出している。
標高を上げ太田ダムと同じ高さに到達(Alt813m)。木の隙間からダム湖が見えるのだが、ほぼ見えない。
PC2林道峰山・太田池線終点看板に到着(46km,2:45)。
ここからは林道峰山太田池線を走る(写真の右奥方向へ)。
ゲートは開放されていて、林道付近の林業用林を眺めながら走る。
ダートはなく、ロードバイクで問題ない路面状況。
こんな雰囲気で人とは全く出会わなかった。
先を進み林道終点。ここを通過する度出会う優しいフォントの【みねやま⇔とのみね】看板。
ここを右に進む。
下るとすぐに砥峰高原へ出る。平日ということもあるのか人とは出会わず、ただただきれいな草原風景だった。
砥峰高原~加保坂
少し下って次は林道千町・段ヶ峰線に入り少し登ってR429へ下る。
この辺りも風景が開けていて最高に気持ちがいい。
下ってのどかな田舎風景を眺めながら兵庫県道6号線を北上し冨士野峠の手前で、予定していた水補給、ふれあいの水へ立ち寄る。(4:15,72km)
いくらか課金をして美味しいお水をいただきました。
先に進むと峠越えで、この先は明延の地。
以前、山向こうにある神子畑選鉱場跡へ行った際に気になっていた鉱山の町明延。
今回は通過するだけになったが、楽しかった。
その後ミニフレッシュ大屋店で予定通り補給を摂って、行動食を確保する。
ここまでおにぎり4つとウィンナー一袋を食べて、おにぎり残弾2つ。
ここではおにぎり6つ購入して、ミックスサンドとカフェオレを摂った。
次の補給地点は最短で38km先の道の駅 ハチ北、1つ飛ばせれば51km先のフードショップまとばになる予定。
時短の為、できれば51km先まで止まらずに進みたい。
この時点で膝裏の痛みが強まりつつある。できるだけ気にしないよう進んでいるが、どうもよくない。痛みが悪化しないよう、あまり左足で踏まないようペダリングをして進む。
次は加保坂へ。
加保坂にはヒスイ原石露頭が道端に展示してある。
9%越えの坂道が2.5km以上続く地味にしんどい加保坂。
時刻は9:30頃でだんだんと日差しが厳しくなり、暑さを感じる。
上り途中で、地元の方に声援を頂き元気が出た。
PC3ミズバショウ公園看板に到着(96km,6:00)。
ゆっくり上ったつもりだが、左膝の痛みが悪化してしまった。
ここからは痛みを感じないようなペダリングをするしかない。さらにペースを落として右足に頑張ってもらう。
そこからしばらく進むと眺望の良いところでパシャり。
小路頃~小代(フードショップまとば)
次は小路頃へ下りそこから鉢伏高原へ上がる。
ここで左脚の痛みが強くなり、ネガティブな気持ちが強くなってきた。痛みを我慢するのをあきらめてロキソニンテープを貼る。
それだけだとすぐに剥がれてしまうため、違う用途を想定していたテーピングテープでなんとか固定した。
氷ノ山国際スキー場の横を通過し激坂を上がる。
暑くて汗をかいている。水分量も不安だったので、ペットボトル3本(水、コカ・コーラ、アクエリアス)を購入し、飲み余った分は携行する。
ここで軽い熱中症になっていることに気づく。軽度の寒気と手の震えがあった。まだ暑熱順化が済んでいないし、水分摂取量が不足していると思った。
5分程でリスタートして、気持ちの良い森林区間を上がって
11:45頃、PC4鉢伏高原看板へ到着(117km,7:45)。
お昼どきだが、暑さと先ほど水分を多く摂ったことが重なって空腹感は無い。
が距離的にはもう食べないとまずいので、おにぎり2つを無理やり流し込む。
6分でリスタート。この辺りは昨年走行したBRM722近畿400km神戸の林道の休憩区間だ。
懐かしい風景だった(あの日は夜だったが・・・)。
この先、次の休憩ポイントの道の駅ハチ北でトイレ休憩をしようと考えていた。
が途中でたまたま公衆トイレを発見したのでここにIN。これで道の駅へは寄らずに進める。
そしてここではたまたまキューシートで紹介されていた別宮(べっくう)の棚田を眺められた。
今回は久しぶりに天候に恵まれたサイクリングになっている。
ここ(Alt745m)からAlt368mまで一気に下り、また上る。
次はハチ北へ上がるが、ここはスキー場もあり昔ながらの民宿がいい味を出している。
この先の10%越えの厳しい坂道を上ると、ひざの痛みが消えていた。
がすぐに痛みは戻る。きっとアドレナリンでも出ていたのだろう。徐々に悪化する左膝。
ハチ北の坂を上りきるとあまり眺望は良く無かった。つい先ほどまではあの山の向こう側にいたのだなぁ。
そしてPC5 かつら千年水水くみ場へ到着(136km,9:00)。
ここは有料の水も買えるが、無料の水も流れている。
写真左側、木のモニュメント?切り株?の裏側から水があふれていて、今回はそこからお水をボトルに汲んだ。ここでもおにぎりを食べる。
リスタートししばらく走ると、ここも昨年走った林道瀞川・氷ノ山線の入り口。遊ぶには絶好の良い道。
通過し小代区に入り、この付近のアップダウンの多い道で、既に左脚は踏めない状態になっていてペダリングの7割は右足で進んでいる。
ひぃこら言いながら補給ポイントのフードショップまとばへ14:00頃到着(10:00,151km)。
フードショップまとば~氷山名水
フードショップまとばは個人商店で営業時間が不確定だと(勝手に)思っているが、開店中で助かった。
予定よりもだいぶペースが落ちているので、次の補給ポイントをパスして100km程補給ポイント無しで進みたい。
積載できる限りの補給食(パン5つとバナナ3本と飲料1本)を購入して食べられるものは食べておいた。
ここから寄り道的なPC、うへ山の棚田へ上がる。250m程標高を上げるが寄り道的なことと地味に斜度が高いので精神的にくる。
マラソン大会常連さんの名が植樹とともに記念されている。何年間名前が掲示され続けるのだろう・・・?と思いながら上る。
14:40 PC6 うへ山の棚田看板 に到着(155km,10:40)。
上がった山を別の道から下り小代の村へいったん降りる。
この辺りから日没の時間を気にし始める。
そこから先は小代峠を越えるが、予想では次のPC(小代峠のすぐ先)まではここから1時間程で到着すると考えていたが、実際にはもうすこし時間がかかる。
というのも小代峠の標高を見誤っていてAlt700m程だと勘違いしていた・・・(実際は930m程)。
そして膝の調子が少しずつ悪い方へ変化している。だがこの時点では、明日もこの程度の痛みでもってくれれば走れるなぁと思っていた。
と、下調べが頭に入っていないことと、身体の調子の変化に予測が十分追い付いていないまま、小代峠の上りに入った。
小代の村を過ぎるころ、小代峠へ上がる区間(R482)が割と最近開通したものだというものを見た。
(参考:鳥取県)令和元年5月25日開通
走りながら一体どこまでが未開通区間だったのかと思いながら上る。
この辺りはお寺があるので小代村領域。昔から道があっただろうなぁ。
この辺りか?
いや右側に古い私道(農道?)があるのでこの辺りも昔から人が住んでいる。
谷筋を上がっており、迫力のある岩壁を見上げた。
標高を上げると道が狭まりもうさすがに人気を感じないから・・・と思っていたが、分岐を発見(写真無し)。
後で調べてみると分岐の先には小学校跡地(旧小南小学校熱田分校)があり、さらにその先は熱田と新屋を結ぶ山道がつながっている(新屋の方は高原地帯で見晴らしも良さそう)。
どこまでも昔から人の往来のある気配のある道だった。
Alt700mまでのつもりが900mまで上がり、途中のきつい勾配では膝痛悪化予防のため踏むことも立ち漕ぎもできず、予想よりも20分遅れで小代峠へ到達。精神的にきつくてこの風景が見えた時ガッツポーズをした。
昔の小代峠の風景を残しているサイトを見つけた。
(参考:国道を旅する) ダートだった時代の写真が掲載されている。
少し下って16:10頃 PC7 氷山名水水くみ場 へ到着(12:10 171km)。
氷山名水~夜の魔境扇ノ山
美味しい水に課金をして補給を摂りながらこの先の行程を考える。
この先はいったん下って扇ノ山へ上る。下った後は、確かAlt200mぐらいからAlt1000-1100mぐらいまで上がるよなぁ。距離は30km程だったっけ・・・?
と朧気な記憶で考える(走行ログを見ると、登り返しから登り区間終わりまで距離37km、累積標高1408m)。
だいたいが楽観的にいけるだろう~と思っているから走れるのかもしれない。
休憩時間が約20分で16:30にリスタートして、そこから日没まで2時間余り?
膝の調子的に今よりペースダウンは必至だし、無理に踏むと翌日に堪えてしまう。
未走行の山、扇ノ山の山中で夜の帳が下りることになる。ちょっと嫌だなぁ。熊情報もあるし。
と、考えても仕方ないが扇ノ山夜通過は必至。途中で補給休憩もできるだけしたくないのでしっかり食べて進む。
氷ノ山ゾーンから舂米(つくよね)川沿いに八頭(やず)へ降りる。
昨年の400VTの上りで涼しく感じたわかさ氷ノ山トンネルは、下りだと寒かった。
17:00頃登り返しの交差点から扇ノ山方面へ進む。
なお、付近には諸鹿(もろが)という地名もあり、鹿密の山であることは覚悟した。
ここから熊鈴を鳴らすことにした。
1100mまで上がるのに30km程も距離があるということは、勾配は緩いのだろうなぁと想像して進む。
17:15頃、既に太陽は山に隠れようとしている。
ちょっと焦るが、標高を上げれば陽の当たる時間は長いはず!と前向きに上る。
予定していた水補給ポイント【名水 出逢の泉】で止まる。
親切にも空き缶を設置してくれている。
ボトルには氷山名水が満タンなので、空き缶で一杯頂きました。普通に美味しい。
県道区間は道幅が広いが、
林道区間となると割と荒れている。
舗装林道なのだが、メンテナンスが追い付いていないのか全体的に道の状態は良くない。
こんなところでメカトラを起こすと大変なので、慎重に進む。
勾配はそれほどきつくなく、なだらかに時間をかけて標高を稼いでいく感じの道だった。
道中、鹿、カラス、(多分)イタチ、等を多く見かけ、幸いにも突撃してくる動物とは遭遇せず、全て逃げてくれた。
18:54、日没直前の夕日をAlt800m付近から撮影。最高の夕日を拝むことができた。
写真には撮っていないが、山の方を見ると山塊が近くにも遠くにも見え、本当に山深い所に入ってきたなぁと思っていた。
日本海側にはなだらかな斜面で裾野が広がる感じに見えた。
一度Alt150m程下り、登り返しをする。膝は痛くてせっかく稼いだ高さを失うのが嫌だったし、林道の谷部分で走れなくなった場合脱出が困難だなぁと思っていた。
相変わらず、少しずつ膝の痛みは悪化しているがまだゆっくりであれば走れる感じがあった。
次第に辺りは暗闇に包まれて、今まで見えていた藪の中の動物たちは視認できなくなり、藪からガサガサと音だけが聞こえるような状況になった。ガサガサ音の大きさでなんとなく動物たちの大きさを想像していた。
通勤路も灯の無い山道なので、似たようなものだとも思うが動物の濃さが全くの別物。
19:30を過ぎるころAlt900mを前にして、気温が下がってきたので、いったん停止して暗闇の中ファイントラックドライレイヤーベーシックを着用する。着衣に10分程かかった模様。
一枚中に着込むと保温性が変わり快適だった。
そこから5km、Alt100m進むのに30分かけて、PCの上山高原への分岐に到達。熊鈴の鳴りで左膝をかばっているのが良く分かり、左脚で回す時は熊鈴が鳴らない。ほぼ右足で踏んでいて、かなりペースダウンしている。
辺りは完全に夜の帳が下りたが、月明かり(半月)で照らされた風景がうっすらと見える。
分岐からはAlt150m程下り(涙)、途中で鹿と何度も出会い(汗)、20:15頃PC8 上山高原コース看板 へ到着(223km,16:10)。
キューシートに書いてあるようなススキの草原は当然見えず(涙)、鹿の群れと遭遇したりした(汗)。
キャンパーが一組、野営をしていた。ロケーション的に最高だと思う。
だいぶ鹿に慣れてきていたが、野生動物の密度が高いこのエリアから早く脱出したい気持ちだった。
キャンパーのテントを羨ましく思いながら、上り返して元の分岐へ戻る。
膝の調子がさらに怪しくなっていて、ペースを落としていた。
この分岐からはほぼ下りで、一度登り返しを越えると海沿いへ出る。
気は楽なはずだが、熊出没注意の看板を見て気持ちが落ちるし、常に動物に注意を払いながらのダウンヒルは楽しくはなかった。
下り途中闇の藪でガサガサと音がするので停車すると、右から左へ多くの鹿が一頭ずつ道路横断をした。もし停車していなかったら跳ね飛ばされていたに違いない。
早く街に出たい・・・
扇ノ山~鳥取市街、そしてDNF
ダウンヒルは脚にダメージを加え、傷めている左膝に止めを刺してくる。
途中でペダリングをしようとすると激痛に変わっていて・・・脚で支えず両手とサドルで体重を支えるようにして下った。
登り返し区間(と言っても1km,Alt50m)ではまともに走れなかったので、これは明日は微妙だなぁと思っていた。下りでトドメをさされることになるとは・・・
下り基調の平坦区間ではほぼ回せず、2度休憩をはさみ22:10頃道の駅 きなんせ岩美のローソンへ入る(255km,18:10)。ここで野生動物からの開放感でホッとできた。
時間がかかりすぎてお腹が空いたので、カップラーメンを1つ食べた。
15分後リスタート。
膝がもうDMPで、お尻と手のひらが痛くなっていた。
鳥取砂丘へのゆるやかぁ~な上り坂で押し歩きをしてなんとかPC9 鳥取大砂丘看板に到着(265km,19:00)。
鳥取市街へ抜けて、目的の宿泊地へ。
予定では時間効率的に、コンビニで食料(晩御飯と朝ごはん)を購入してチェックイン、という流れを考えていたが、膝で身動き取れないので、吉野家でごはんを食べてからチェックインをした。
翌朝、階段の上り下りや歩行がままならない状態なので、DNF決定。
その後
鳥取駅から神戸まで輪行で帰宅することにした。
鈍行列車で帰ろうと思ったが、5分違いでなんと3時間待ちになってしまったので、特急スーパーはくとで神戸へ帰った。
終わりに
3連続で左膝痛、2連続DNFという辛酸なめなめ状態が続く今年のブルベ。
昨年末から、左アキレス腱炎に合わせたポジション変更が良くなかったのだろうか。
変更と言えばそれぐらいなものなので、調整をしてまともに走れるようにしたい。
初めてのSR600出走だったが、今回のSR西日本は天候が良いことも重なってか思っていた以上に景色が良く自分好みのサイクリングだった。ラストの扇ノ山もアドベンチャー要素としてとても良かった。
今回は前半部分しか走れておらず、また機会を作って全て走ってみたいと思う。
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