製品情報
成分:石油系洗剤
水すすぎ:必要
洗浄箇所:駆動部、チェーン、ディレーラー
容量:400ml
100%生分解性
ダイアテックより引用
公式ページによれば、石油系溶剤多めの界面活性剤入りドライブトレイン用クリーナーとのこと。
使い方
ご使用方法
STEP1:塗布前にドライブチェーン部分をよくすすいでください。
STEP2:チェーンやスプロケットにバイオチェーンクリーナーをスプレーして、ブラシやスポンジで汚れを落とします。
STEP3:きれいな水でドライブチェーン全体を洗浄します。
製品説明より引用
他チェーンクリーナーと大きく異なると感じるのが、STEP1のクリーナー塗布前にチェーンを水ですすぐよう作業指定があること。
乳化させるクリーナーであっても事前に水をかけるものは今まで使ったことは無かった。珍しい。
洗浄した後に少しだけチェーンの表面に石油成分がコーティングされるため、ルブが浸透しやすくなります。
ダイアテックより引用
また洗浄後残留する油膜によりチェーンルブの浸透性が高まる、とのこと。
この点は好みが分かれそうだが、このクリーナーに限らず油膜の残るチェーンクリーナーは多い。
ただ当ブログでは、仕上げで台所用中性洗剤でチェーンクリーナーを洗い流す方法で統一しているので、当記事もその方法で洗浄した結果のレビューとなる。
洗浄するチェーン
今回洗浄するチェーンは、約2か月で700kmほど走行したシマノ CN-HG601。

700km走ったわりに汚れは少なく感じるがプーリーにはしっかり堆積している。


使用していたチェーンオイルは、ワコーズチェーンルブリキッドエクストリーム。

使ってみる
チェーンに水をかける

チェーンクリーナーとしては珍しく、洗浄前に水をかける。
チェーンにスプレー

チェーン全体にスプレーする。かけた分だけ黒く溶けた汚れが落ちる。
このチェーンクリーナーの匂いはかなり強烈である。甘くてよい香りと言える人もいるかもしれないが、自分にはきつすぎる。チェーンクリーナー本来の油臭さを強い香りでごまかしているのだろうけれど、匂いの裏側に油臭さを感じてしまう。
ブラッシング
チェーンクリーナーを吹き付けた後は、ブラシでチェーンを擦っていく。

今回は700km(約2か月)の蓄積した汚れを落とすのが大変だった。時間をかけてきれいにできた。
水で洗い流す

水で洗い流すと黒い汚れが流れ落ちる。この黒い汚れがなくなるまで繰り返さなければチェーン内部の洗浄はできていない。
繰り返し
ここまでの流れを繰り返す。
- チェーンにスプレー
- ブラッシング
- 水で洗い流す
チェーンの汚れが落ち切った状態になるまで(乳化したチェーンクリーナーが白くなるまで)、今回は3回繰り返した。
メーカーサイトに記載されている通り、仕上がりはチェーンに油が乗った状態である。
中性洗剤で水洗い(メーカー指定外)
この工程はメーカー指定外だが、当ブログでは中性洗剤の水洗いで仕上げてレビューをしている。
バケツ一杯の水に中性洗剤を溶かしてブラシでチェーンを洗う。
その後、水で洗い流して完了。
仕上がり



チェーンやスプロケットの洗浄力は良い感じである。
個人的に気に入ったのは洗浄力だけではなく、洗浄で飛び散ってフレームに付着した汚れの落としやすさ。
ピンボケしてしまっているが、フレームに飛散した黒い汚れは台所用中性洗剤(キュキュット)で簡単に落とすことができた。この点はかなりポイントが高い。

チェーンオイル注油後の拭き取りでは、ウエスに付着した汚れはこの程度だった。
洗浄力は高いと言える。

まとめ
洗浄力が高く、フレームに付着した洗浄汚れも中性洗剤で落とせる、高性能チェーンクリーナー。
匂いがきつくて価格が高いのが玉に瑕。
洗浄力
★★★★★
洗浄力は高い。
使いやすさ
★★★★★
スプレー缶タイプ。
フレームなどに飛散した汚れを台所用中性洗剤で落とせるのはポイントが高い。
臭い
★★
かなり強烈な甘い香りが個人的には苦手。
価格
★★
内容量400mlで2000円ほど。今回は3度繰り返して、1/3ほど使った。割高感は否めない。
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