【注意】Cannondale CAAD12のBBスピンドルは破断するかもしれない

自転車メンテナンス
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この記事では、愛車Cannondale CAAD12のBBスピンドルが破断したことを書いていく。

トラブル発生

とある日に通勤でいつもの道を自転車で走っていると、段差をスタンディングで軽く超えたとき、『バッキィィィン!!』と割と大きな音を立てるのと同時にペダルの支えが効かなくなった。

一瞬チェーン切れを起こしたのかとマシンを確認してみるとチェーンは切れておらず、両側のクランクがプランプランになっている状況。

非ドライブ側(左クランク)がBBからスッポリ抜けて、確認するとBBスピンドルが破断していた。

前駆症状

実はこのトラブルは以前から予期していたが、対策を講じるのを忘れてしまっていてそのまま放置してしまっていた。

下の写真はフロント変速ワイヤーで削られたスピンドル。

フロント変速ワイヤーを引いた状態でペダルを回すと『シュー・・・』と音がしていた。

対策としてケーブルライナーを装着したが問題の原因はそこではなく、BB下のケーブルガイドの耐用限界を超えてしまっていたことがスピンドル破断の直接的な原因。

この時点で原因追及をすべきだった。

BBスピンドル破断の原因は、BB下ケーブルガイドの劣化

BBスピンドル破断の原因は、BB下ケーブルガイドの劣化によるもの。

所有のCannondale CAAD12(2016年モデル)の変速ワイヤーの通し方を説明すると、前後のシフトケーブルは内装式。(後ろブレーキワイヤーも内装)

シフトケーブルは通常STIから始まりハンドルバーに沿って、トップチューブ上端からフレームに入りBB下ケーブルガイドでいったんフレーム外部に出た後、フロントディレイラーとリアディレイラーへつながる。

今回、私に起こったトラブルは、前シフトワイヤーが劣化したケーブルガイドを裂いて、さらにBBスピンドルまで切り落としたという状況。

樹脂製BB下ケーブルガイドは摩耗、経年劣化によってシフトワイヤーの張力に耐えられず裂けてしまった。

上の写真は、自転車の左側からBB内部に残っている切断されたチェーンリング側スピンドルとフロントワイヤーの干渉具合を撮影したもの。

BB下ケーブルガイドをよく見ると、樹脂の劣化できた亀裂からワイヤーが出てきてしまい、その影響でフロントワイヤーがスピンドルに干渉している。

このトラブルをツイッターで流したところ、貴重な情報を教えていただいた。


教えてくださったワイズロードのサイトによると、どうやら私のようなケースが今までにもあるようで、こう書かれている。

【自主点検の対象車種と不具合の内容】
① SUPERSIX EVO 2016~2019(HiMod、Discモデルも含む)
キャノンデール社の工場出荷時点(2016年初期生産ロット)、および弊社での整備・メンテナンスにおいて不具合を生じる誤ったワイヤリングが行われた恐れがあります。

② SYNAPSE AL DISC 2014~2019
③ CAAD12 2016~2019(Discモデルも含む)
④ SLATE 2016~2019
一部生産ロットにおいて、ワイヤーとの摩擦による経年劣化により、BB下ワイヤーリードに不具合を生じる事例が報告されています。

赤字で示したのが今回のトラブルに該当するケース。

この記事によると仮にBB下ケーブルガイドが対応品でなくても、ケーブルガイド自体に劣化や亀裂が生じていなくてワイヤーが通常の位置に保持されていれば問題はないという。

ちなみに今回のトラブルが起こったのは、使用期間5年間、走行距離約30000km時点での出来事。

約5年間使用するとこのトラブルが起こるので、次は3年後くらいにケーブルガイドを交換しないといけない。

今回はメーカー保障を受けることができた

今回はメーカー保障の対象となり、スピンドルとケーブルガイドの無償交換となった。

同様のケースが発生すればメーカー保障対象となるとは思うが、メーカー保障対象になる前にパーツ交換して事故予防をする方が望ましいだろう。

パーツ交換した後の状態

ケーブルガイドとスピンドルを交換した後しばらく走行してみると、今までよりもフロント変速がカッチリとできるようになった。

どうやらケーブルガイドの劣化が変速性能を低下させていたようで、変速レバーを引いてもスムーズに変速ができていなかったようだ。

といっても私の場合、デュアルコントロールレバーではなくてシフトレバー(SL-7700)を使っているため、シフトレバーを多めに引くことで変速ができてしまう。変速性能低下に気が付きにくい。

仮にデュアルコントロールレバーを使用していると、ケーブルガイドの亀裂が進むことによる変速性能が悪化が続く症状が起こりそう。

まとめ

新品になったケーブルガイド

今回は、ケーブルガイドの劣化からBBスピンドルの破断が起こり走行不能になったのち、メーカー保障対応でパーツ交換し、元の状態に戻すことができた。

上にも書いたけれど、私のようにメーカー保障対象となる前の時点で、予防的な措置ができれば不要なトラブルを防げる。

ワイズロードサイトに記載された該当車種

② SYNAPSE AL DISC 2014~2019
③ CAAD12 2016~2019(Discモデルも含む)
④ SLATE 2016~2019

を所有している方は、ぜひ一度目視でケーブルガイドを確認することをお勧めします。

BB下ケーブルガイドの劣化から起こる症状は以下の通り

  • 変速ワイヤーを引いた状態(フロント変速だとアウター側、リヤ変速だとロー側)でペダルを回すと、変速ワイヤーとスピンドルが接触し『シャー・・・』という異音がする
  • 変速調整をしても、ケーブルガイドの亀裂が進むため、変速性能が落ち着かない。(一時的によくなっても、悪化が続く)

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