専用ボトルケージで自転車に積載できる1L収納ボトル。
購入動機
2023年9月9日のブルベ、BRM909近畿600km神戸(甲) VALE TUDO Stage.4 若狭山脈へ参加するにあたり、着替え(半袖ジャージとレーパン)の収納方法を検討することになった。
現在使用しているサドルバッグ(オルトリーブサドルバッグL)を大型のものへ変更する手もあるが、今回は荷物が増えるのを避けるためにモッテコ1000を導入することにした。
製品説明
小さいフレームでは収納能力の高いサドルバッグが取り付かなかったり、バックパックも使用したくないなど、女性ライダーからの要望で制作された収納ボトル。またシートチューブに装着すればサドルバッグより非常に低重心化されるので、安定走行に確実に貢献する。常時必要とする工具などに加えロードタイヤやチューブ、さらにはウインドブレーカーやボディーケア製品なども収納できる1 リットルサイズ。ボディーはクリアーと中身が少し見えるスケルトン。
東京サンエス株式会社より引用
駐輪時にはサッと抜いて持ち運べるからなお便利。長旅のお供としても思いのほか役立つ一品。
今回購入したのは、スモークカラー。

重量は実測85g。

直径は実測で8.5cm。
収納性
ジャージとレーパンをモッテコ1000に収納したのが下の写真。

半袖ジャージとレーパンであればジャストで収納することができた。
購入の決め手になったジャージ・レーパンを収納しやすい、ジャムの瓶方式の口。

ナルゲンボトル1Lを購入しようとも思っていたが、ナルゲンボトルよりも大きな口なのでモッテコ1000を選択した。
思った通りモッテコ1000にしておいて正解で、衣類を無理やり押し込んで蓋を閉めるのがやりやすい。
防水性
防水性について東京サンエスでは記載が無いので以下の方法で確かめてみると、
- モッテコ1000に水を入れてシェイク
- モッテコ1000にシャワーをかける
どちらも漏水、浸水ともに認められなかった。
ちなみにジャージとレーパンを収納して100km(林道35km含む)試走した後にもシャワーテストをしてみたが、浸水は起こらなかったのでその程度の走行でボトルの変形は起こさない模様。
ボトル表面に傷がつきやすい
計700km程、自転車に積載したモッテコ1000の状態が下。

ボトル表面に傷が外周ぐるっとついている。ボトルケージとボトルとの摩擦の跡だろう。
傷はあるが割れ等は見られない。
グランジ ナルゲン3ケージ
モッテコ1000を自転車フレームに積載するためにはグランジ ナルゲン3ケージが必要で、ナルゲン3ケージはナルゲン1Lボトルとモッテコ1000を積載できる。


ナルゲン3ゲージの重量は実測40g。

ナルゲン3ケージをシートチューブ側に取り付けてみると、フレーム48サイズでギリギリのクリアランス・・・むしろクリアランスは無くて、モッテコ1000の腹とボトル(キャメルバック ポディウムチル)の底が接触しているが、乗車中落下しない範囲なので使える。

ボトルケージの上下調整には↓のような製品で調整もできる。
600kmブルベでの使用感
目的の600kmブルベで使用した際、途中濡れた路面からの跳ね返りを受けたり大雨に打たれりもしたが浸水は見られず、安心して衣類を運ぶことができた。
着替えポイントでの使い勝手は、ボトルケージでの積載になるのでサドルバッグよりもアクセスが容易で、運搬も気楽に行える。汚れたジャージ類を無理やり押し込んで収納できたので、疲れた400km走行時点でストレスの少ない作業で済んだ。
(汚れたジャージ類を収納したモッテコ1000は、洗剤でシェイク洗浄すればキレイになった)
またモッテコ1000を自転車積載するにはボトルケージを1つ潰すことになり、通常のボトル2本体制が取れない。夏場のブルベだったので不安だったが、ペットボトル飲料をジャージバックポケットへしまうことで対処できたし、高温時用にハイドレーションを持っていたため、問題は起こらなかった。
700kmと言わず100km走行の時点でモッテコ1000表面には目立つ傷ができたので、気になる人にはマイナスポイントかもしれない。
まとめ
夏場600kmブルベの着替え収納用として購入したが、防水性と積載性が望み通りだったので過不足なく使用できた。
着替えに限らず、大容量で収納しやすいボトルなのでアイデア次第で色んな運用方法があるはず。
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