【秋冬用サイクルパンツ】モンベル ペダリングパンツのレビュー

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モンベル製秋冬用サイクルパンツ ペダリングパンツのレビュー記事。

購入動機

愛用しているモンベルサイクルトレーナーパンツが長年の使用によりくたびれていたところ、2023年に新しくペダリングパンツが発売されているのを知り購入した。

5年の酷使に耐えている。まだ履けるし履いている。

新発売を知ったもののペダリングパンツ3兄弟の守備範囲をはっきり分かっておらず、ペダリングパンツサーモ(最も温かい)を購入後、ペダリングパンツ(無印)を買い足した。

↑ペダリングパンツの間違い↑
ペダリングパンツサーモのレビュー記事

モンベル ペダリングファミリー

ペダリングパンツには生地の違いで3種類発売されている。

ついでに、ペダリングニッカも3種類発売されている。

さらにペダリングショーツ ライトなるものまで。

2023年12月時点でペダリングファミリーは7製品ある。

製品情報

縦横2方向へのストレッチ性に優れた中厚手の素材を使用し、抜群の運動性を実現した自転車用のパンツです。ライディング時の姿勢に合わせたパターンにより、前傾姿勢になっても腹部の締め付け感がなく、ペダリングがスムーズに行えます。ロードバイクでのロングツーリングや市街地でのサイクリング、MTBでのトレールライドなど幅広く活躍します。

【平均重量】382g

【品番】#1130602

モンベルより引用

保温性/防風性/季節についての記載がない。

カラーはブラック(BK)、カーキ(KH)の2色展開。今回購入したのはブラック。

サイズはXS、S、M、L、XL の4展開(男女兼用)。166cm、56kgの男性(私)はサイズSでジャスト。

平均重量は382gとのことで、実測重量は386g(サイズS)。サイクルトレーナーパンツ(384gサイズS)と同重量。

現物を確認

ペダリングパンツの写真を見ながらレビューをする。

シンプルなデザイン

まず手に入れた際に嬉しかったのが、余計な装飾が排除されていること。

シンプルなデザイン

パンツは単色でロゴの色も控えめ。

希望はmont-bellの文字も無しで、小型ロゴマークだけにしてほしいところではある。

裏パイル

裏地を確認すると、薄い裏パイル。

低い裏パイル

気温は10℃以上だと暑さを感じる場面があり、5℃以下だとインナータイツがあると良い。

裏地の話ではないが、パンツの素材が織物なので通気性があり、メンブレン採用パンツよりも蒸れにくいのは機能的に重要なことだと思う。

通気性が低く比較的蒸れやすいゴア製パンツ

浅い股上

股上は浅めに作られていて、フィット感が向上している。

前モデルは下腹部の辺りが少しダボついていたので、この変更はありがたい。

ポケットとベンチレーション

ポケットは計5つ。

サイクルトレーナーパンツは右太ももサイドポケットの使い道が全くなくてポケット不要論者になったが、今回のは両腿ポケットが少し上側に配置されていて使いやすい。

対して両股前のポケットの使い道が難しい。右臀部にもポケットが一つあるが、使わないと思う。

パンツを裏返してポケットの内側を見ると、ポケットは全てメッシュ素材になっている。

前モデルの保温性素材から変更されている。

このメッシュポケットを活かすなら、体温が上がるヒルクライム等暑さを感じる場面でポケットジッパーを開けておくと、ピットジップ代わりになるだろう。

ポケット兼用ピットジップがたくさんついたパンツだと理解しても良いかもしれない。

絞られた裾

ペダリングパンツは裾がかなり絞られた作りで、よりタイツ寄りになった印象を受ける。

前モデルのサイクルトレーナーパンツとの裾の比較(両方ともSサイズ)をすると生地の長さが2cm以上短くなっている。

左:(新)ペダリングパンツ 右:(旧)サイクルトレーナーパンツ

そのためチェーンリングと干渉することは極まれだろう。

ペダリングパンツの裾は絞られている
サイクルトレーナーパンツはチェーンリングと干渉していた

ペダルをこいでいるとシューズとパンツとの間に隙間が発生し、風が靴下に直接当たる。

調べてみると、丈の長さがサイクルトレーナーパンツよりもペダリングパンツの方が1~2cm短い。微妙な差があるのでサイクルトレーナーパンツとはサイズ感が異なる人も出てきそうではある。

使いやすくなったベルトループ

ベルトループの位置を見るとバックルの近くに変更されている。

より近くなったバックルとベルトループ

前モデルは、ベルトループがより外側に配置しており、ベルトの余りがループへ入れにくかったので歓迎。

使用感

おおむね前モデルのサイクルトレーナーパンツと同じ時期に使える印象があるが、同じSサイズを履いているがサイズがハーフサイズ小さくなっていて、よりタイトフィットとなっている。

またサイクルトレーナーパンツよりも通気性が高めに、防風性は低めに作られているようである。生地に息を吹き付けるとペダリングパンツの方が空気が通りやすい。

タイトフィットで通気性も良い為、パンツ越しに冷気を感じやすい。

保温性で比較すると

ペダリングパンツサーモ>サイクルトレーナーパンツ>ペダリングパンツ

という順になる。

気温で書くなら5℃以上が適温、タイツと併用すれば0℃前後でも寒さは感じない。

まとめ

ペダリングパンツは前モデルのサイクルトレーナーパンツと比較していくつかの変更点があり、個人的にはおおむね良い方向へ変化していると感じた。

ペダリングパンツ単体であれば5℃以上~15℃以下の使用が最適で、タイツと併用すれば0℃前後でも使用できる。

モンベルサイクルパンツシリーズで比較すると以下のような感じで、複数所有しておけば気温に対応しやすい。

ペダリングパンツサーモ(0℃前後)>サイクルトレーナーパンツ(5度前後)(>ペダリングパンツ(10℃前後)

真冬に使いやすいサイクルトレーナーパンツは廃盤となってしまったが、同パンツ素材のペダリングパンツを発売してほしいところではある。

ペダリングパンツサーモのレビュー記事
廃盤サイクルトレーナーパンツのレビュー記事

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