シマノ製ドロップハンドル用ブレーキレバーBL-R400のレビュー記事。
製品説明
シマノ キャリパー(SUPER SLR) ブレーキ用ブレーキレバー
23.8-24.2 mm クランプバンド
ドロップバー ロード
シマノより引用
デュアルコントロールレバー(STI等)とは異なる変速機構の無い、ただのドロップハンドル用ブレーキレバー。
レビュー
重量
実測重量はペアで254g。
多くのSTIと比較すると軽量で、ハンドルの取り回しや乗車感が軽快になる。
重量比較
STI関連の重量比較について、以下のサイト様が詳しい。
その中に重量254gを入れると軽量な部類であることが分かる。
ブレーキ性能
ブレーキレバーとしての性能は十分。
ブレーキ操作が軽い力でできる。
以下は所有4製品の比較をした表。
所有のSTI、ブレーキレバー等4製品の機能比較をしたところ、BL-R400のアーム比が一番高い(ブレーキレバーを軽く引ける)。
手の置きどころ
横から見るとブラケットの窪みが特徴的で、ここに親指と人差し指の間がはまる。
小さいブレーキレバーながらこの窪みの影響で、手の位置が低く遠くなる。
手を置いた感じ
幅狭のブラケットなので、手に体重を多く乗せると圧迫を強く感じるかも知れない。
以前使っていた頃ブラケットポジションでは、手のひらを手前(バー側)に置くような形で使っていた。
長時間ライドだと手の置き方に工夫が必要ではある。
替えのパーツ
ブレーキレバー自体は金属で、何度か落車しても破損せず使い続けられているが、ブラケットフードとブラケットキャップ(プラ製)は消耗品。
ありがたいことにまだ供給されている。
使用用途
所有自転車は2016年製ロードバイクとMTBの2台なので本来使用することはないものだが、以前STI変速ケーブルの交換頻度が高く嫌になり、BL-R400とダブルレバーの組み合わせで使用したことがある。
ドロップハンドルシングルスピードや、旧来クロモリフレームなどのダブルレバーロードレーサーに装着するのが本来だと思う。
まとめ
軽量、シンプルでブレーキ性能は申し分ない。
STIと比べるとブラケット幅が狭く、掌の荷重は大きく感じるかもしれない。
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