革サドルをワイドハイターEXパワーで消毒した実験的取り組み記事
洗濯&消毒するきっかけ
2025年春からメインサドルのセライタリア ミラノ フライト ブリット(Selle italia MILANO FLITE BULLITT)。
名前が長いが、名作セライタリア フライト1990のおしゃれモデルという感じの製品。

2年程使った今季(2026年夏)、夏場のライドで汗をたっぷり吸い込み、微生物臭を発するようになってしまった。
なんとかしないと、ウェアを伝って全身が微生物にまみれてしまう。
本革サドルの水洗いは厳禁だが、毎日汗で水没している状態なので洗濯程度の水は大したことはなく、反対に汗の塩分などが浸透した革に微生物が繁栄している現状の方が良くないだろうと判断し、一旦リセットすることにした。
サドルの状態

一見して異常には見えないが、あまりキレイな状態ではない。
ちなみに下の写真が新品の状態。同じサドルとは思えないほど濃いブラウン色だ(こんな色だったのか・・・)。

元々デザインされていたサドルの模様はすっかりで消えてしまっている。
使用する洗剤
頑固な微生物臭に対して普通の洗濯洗剤は無効だと経験上知っているので、今回は自宅にある普通の酸素系漂白剤(ワイドハイターexパワー)を主力兵器にする。

※注意点
本革への漂白剤使用は一般的に非推奨な実験的取り組み。
またワイドハイターexパワーの説明書には、金属金具への影響についての記載もある。金属製サドルレールへの影響も考えられる。※予期せぬトラブルにご注意ください。
洗濯の方法
下洗い(汚れ落とし)
まず長年(2年間)のサドル汚れを落とすべく、普通の洗濯洗剤(部屋干しトップ)をぬるま湯に溶かしてその中でサドルを洗う。


革やウレタンへ染み込んだ汚れを落とすために、何度も革を押し洗いをしてみた。
漂白・消毒(ニオイ対策)
次にワイドハイターexパワーをぬるま湯に溶かしてサドルを押し洗い、その後1時間ほどつけ洗いをする。

すすぎ・乾燥
最後にぬるま湯で押し洗い、すすぎをして一晩陰干しで完了。
結果とケア
洗濯の結果、無事不快なニオイは完全に消失した。
そして色味の変化は漂白前と比べても最小限に収まっている。
ただし洗浄によって革の油脂成分が抜けて乾燥している為、仕上げに保革クリームを塗り保湿しておいた。

まとめ
革サドルを酸素系漂白剤で洗浄してみた結果、見た目をほとんど損なうことなく、目的の悪臭消毒ができた。
ただ、今回のサドルは日常的に酷使されており元々色落ちしていたものなので、新品に近い状態の革サドルを同じように洗浄すると色落ちは激しいかもしれない。
追記:2026/8/22
その後使用感に問題は無かったので、別日通常の洗濯物と同じようにワイドハイターexパワーを入れたぬるま湯へ2時間漬け込み、ネットに入れて洗濯機で洗濯をしてみたが、こちらも特に問題なかった。
汗を多くかく夏場は定期的に丸洗いするぐらいがちょうど良いのかもしれない。
※洗濯後保湿ケアを忘れずに。




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