【防水、携帯、シンプル、アクティビティにピッタリなサイフ】モンベル O.D.ワレット S のレビュー

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

自転車アイテム
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク




防水性とシンプルさと安価なのが高ポイントmont-bellの防水サイフ O.D.ワレット S。

2年間以上使用しているロングレビュー記事。

ベルクロが弱りやすく困ったことになるので、100均ベルクロで対処したことも記事下部に書いている。

製品情報

高い防水性を備え、水遊びや雪遊びなどに最適なワレットです。開口部はジッパーを閉めてから生地を巻き込み、ベルクロで留める防水性が高い仕様です。ストラップなどを装着できるループホール付き。小銭やカードなどを入れることができるサイズです。
※この製品は高い防水性を持ちますが、水中での完全防水を必要とする用途には適しませんのでご注意ください。

【素材】420デニール・ナイロン[TPUラミネート]
【重量】17g
【カラー】ブラック(BK)、ゴールデンオレンジ(GDOG)
【サイズ】9(8)×13.5(12.5)cm ※( )は内寸です。

上記はモンベル オンラインショップ O.D.ワレット Sから引用。

私が使用している色はブラックの方。

オレンジは追加購入して未使用の状態で、下に写真を並べておく。

購入動機

2年5か月ほど使用した状態

モンベル O.D.ワレットSを購入したのは2018年の夏ごろ。

自転車でお金やカードなどを持ち運ぶのに、それまでは普通に革サイフをサドルバッグに放り込んでいたり、ジャージのバックポケットにジップロックのようなビニール袋へお金などを入れて収納していたりしていた。

何か自転車に乗るとき使い勝手に優れたサイフはないかと探していたところ、このモンベル O.D.ワレットSを見つけた。

使用感

このモンベル O.D.ワレット Sは、シンプルで小さく軽量で携帯性が良いし、防水性も高い。

多くの機能を望まなければ、この製品は自転車やそのほか色んなアクティビティにマッチすると思う。

O.D.ワレット Sの機能に沿った使用感を書いていく。

防水性

O.D.ワレット Sの防水性は非常に高いと感じている。

今まで内部に水が浸入したことは一度もないし、実験的に水を張ったバケツへ放り込んでみたけど、浸水することはなかった。

ちなみにいつもこのO.D.ワレット Sを収納しているのは、グレゴリーのテイルランナーのフレッシュエアーというメッシュウェストバッグ。

カバン内部に浸水する前提で使用をしている。

ジッパー

O.D.ワレット Sの口はジッパー。

この部分はかなり防水性が高く、しっかりと閉めていれば水が浸入することは今まで一度もない。

ただし、ワレット S内部に風船のように空気を多く含めた状態でジッパーを閉めて携行していると、ワレット Sに外圧がかかった際に内部の空気圧が高まってジッパーが開いてしまう可能性はある。

しっかりとワレット S内部の空気を抜いてからジッパーを閉めるといい。

ベルクロ

ベルクロのループ
ベルクロのフック

ジッパーを閉めた後、2回ロールアップをしてベルクロで留める構造になっている。

下の写真のように固定することができる。

が、写真をよく見るとわかるけど、ベルクロが弱ってきてペローンと剥がれてくる。

ベルクロは、フック側はかなり強靭で、ループ側が弱い。

使用していて2,3か月すると、ベルクロの固定がままならなくなっていたので、あまり耐久性はよろしくない。

このまま使用をしていたが、強靭なフックがカバンやジャージなどいろんなところに引っかかって傷を作ってしまっていたので、何か対策をしないといけなかった。

その対策は記事の最後に書いていく。

なお新品のベルクロは上の写真のようにとてもきれいに接着する。

収納性と携帯性

サイズ的にスマートフォンとほぼ同サイズ(所有しているスマホ比で縦に短く、横に広い)で、スマホを仕舞えるカバンやジャージポケットであれば収納ができるサイズ感で携帯しやすい。

またサイフ内に入れられるお金やカード類も、割と自転車に乗る範囲であれば十分な収納力がある。

サイズ

O.D.ワレットSのサイズはモンベル公式によると以下の通り。

  • 9×13.5cm(外寸)
  • 8×12.5cm(内寸)

これはジッパーで留めて、ロールアップしてベルクロで留めた大きさ。

ロールアップせずに広げた状態では実測外寸13.5×13.5cm。

ワレット S 内部にどれだけモノを入れられるか

試しにワレット S 内部にどれだけものを入れられるか試してみた。

所有しているカードを15枚仕舞ってみると、余裕で収納することができる。

実際には自転車に乗る場面でこんな大量のカードを持ち運ぶことはない。

私は下の写真のような感じでいつもお金やカードをO.D.ワレットSへ収納して使っている。

お金やカードの取り出しやすさ

O.D.ワレット Sは、口が一つだけで中のパーティションは何もない。

お金やカードを出すのは普通のサイフと比べると少し時間がかかるし、使い終わりにジッパーを閉めるのにも時間がかかる。

お金を出す際には、ワレットの中身を確認しようと覗き込んでもはっきりと全貌が見えないので、小銭を出すのに中身全部を出さないといけないこともある。

あまり大量のモノをこの中に入れてしまうと、モノの出し入れをするときに使いにくくなる。

なので、必要最低限のモノだけを入れて運用すれば、携帯性、軽量、シンプル、というO.D.ワレット Sの特長を生かす使い方ができる。

耐久性

週4,5回以上はカバンに入れて持ち運びをしているので結構な使用頻度だと思うが、ベルクロ以外は機能を損なうことは今のところない。

すべての写真を見てもわかるけど、結構サイフのほつれが出てきている。

ハサミでチョキチョキと切ってしまえば、ほつれは解消できる。

生地自体が摩耗して防水性を損なうことは今のところない。

上で書いたように、水を張ったバケツに入れてみても浸水はしないので2年4か月間の使用には耐えている。

弱くなったベルクロの対策

上で書いたように、ベルクロのループ側が弱ってしまいベルクロの固定ができなくなる。

それだけなら支障は少ないのだけれど、相棒を失ったベルクロのフックがカバン内部やジャージなどいろんなところに傷をつけてしまうので、何か対策をすることにした。

用意するものは、市販のベルクロ(両面テープ固定では無いモノ)とハサミ。

今回市販ベルクロは、百均ショップでちょうどいいモノが置いてあったのでそれを購入。

買ったベルクロのうち、使うのはループ側のシートだけ。

購入したループのシートをO.D.ワレット Sのベルクロフックに張り付けて、ワレットSのベルクロフックの形に沿ってカットしていく。

こんな感じにフックを覆える。

これで、O.D.ワレット Sのフックがあちこちに引っかかって傷付けてしまうようなことはもう起こらない。

仕上げに不要になったループ側をちょん切ってしまって完成。

これで私の使用上は問題はなくなったが、ロールアップ機能が失われているのには変わりがない。

サイズ感が少し大きくなってしまう。

まとめ

2年4か月使用したO.D.ワレット Sのまとめ。

個人的には割り切った使い方をすれば、とても使い勝手の良いサイフ。

ただ良い点だけでなく、欠点もある。

防水性

今まで浸水したことは一度もない。

使い方によっては、ジッパーが開いてしまい浸水する可能性もあるので、しっかりとワレット内部の空気を抜いてジッパーを閉めて使う必要がある。

ベルクロ

ベルクロの耐久性は驚くほど低い。

ループがすぐにダメになってしまうので、ここは改良が必要だと感じる。

ベルクロではなくてボタンなどで固定するようにすれば良いのではないかと思う。

市販のベルクロを張り付ければ使用上は問題ないが、ロールアップで固定することはできなくなっている。

携帯性

スマホサイズで17gとかなりの軽量。

自転車等アクティビティの場面では収納場所に困らないので使い勝手がいい。

収納性

小さいサイズのわりにカード15枚入れても大丈夫で、案外収納力は高い。

アクティビティ専用のサイフとして考えて使えば役に立つはず。

モノの出し入れのしやすさ

小型のサイフなので口が小さく、中身をすべて目で見て確認することは難しい。

上で書いたようにあまり大量のものを収納しないほうが、モノの出し入れもしやすくて使いやすい。

耐久性

上記のベルクロの耐久性が低いため、ポイントは下がる。

ベルクロの欠点が改善されれば、そのほかに耐久性で欠点は見当たらない。

価格

モンベル オンラインショップで価格¥1,300 +税(2020年12月現在)で販売されている。

かなり安価だといえる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました