花王 キュキュットは、チェーンクリーナーの代用にするには、洗浄力が不足していて十分に汚れを落とせない。
台所用中性洗剤は自転車フレーム洗浄や、チェーン洗浄の仕上げに使うのが良いみたい。
製品情報
品名:台所用合成洗剤
容量:240ml
用途:野菜・果物・食器・調理用具用・スポンジ・プラスチック製まな板(除菌)
液性:中性
成分:界面活性剤(37%、高級アルコール系(陰イオン)、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、安定化剤
(製品説明を転記)
台所用洗剤、花王のキュキュット。
普段台所用中性洗剤を水で泡立てて自転車洗車やチェーン洗浄の仕上げに使っているけど、今回は原液でチェーン洗浄に使用してみる。
使い方
ボトルタイプなので、ブラシに洗剤を付けてチェーンをブラッシング、水で洗い流し、最後に水で薄めた洗剤を使って仕上げ洗いをする。
ブラシに洗剤を付ける
チェーン洗浄するのにブラシへ洗剤を付ける。
ブラッシング
中性洗剤をつけたブラシでチェーンをブラッシングする。
この作業では、細かい汚れが結構回りに飛び散る。
そして洗剤の汚れを溶かす力が弱く、ブラシの物理的な摩擦力で汚れを落とさないといけないので、腕が結構疲れる。
水洗い
ホースでチェーンの中性洗剤を洗い流す。
繰り返し
ここまでの流れを繰り返す。
- ブラッシング
- 水洗い
ここまでを2度行った。
中性洗剤で水洗い
いつものようにバケツ一杯の水に中性洗剤を溶かしてブラシでチェーンを洗う。
原液で洗った後、水で薄めた中性洗剤でブラッシングしているのでほとんど同じことをしているような感じ。
終われば水で洗い流して終了。
仕上がり
上記の作業後、指でチェーン全周を擦ったビフォーアフターが上の写真。
はっきりと汚れが残っているのが分かる。
が以前試したぺドロス ディグリーザー オレンジピールズの仕上がりよりも汚れの付着が少ないような気がする。
またチェーン表面はきれいな銀色に戻っているように見える。
案外洗浄できているのかと思ったけど、残念ながらこのあとチェーンオイルを塗った後の拭き上げで汚れが大量に溶けてきた。
チェーンリンク内の洗浄はほとんどできておらず、チェーンオイルを塗ることで油性の汚れが溶けてきてしまったようだ。
写真のチェーンを見ると黒く汚れている。
洗浄後一週間経過したスプロケットの汚れ具合
一週間100km以上走行後のスプロケットの汚れ具合は下の写真。
チェーンオイルはフィニッシュラインのドライテフロンルーブを使用したけれど、ねっとりした汚れがひどい状態。
走行中も汚れの蓄積で異音がしていた。
チェーン洗浄に中性洗剤を使うのは良くないようだ。
まとめ
台所用中性洗剤キュキュットは、チェーンクリーナーの代用品としてメインに使うには洗浄力が低すぎる。
今まで通り、仕上げの用途で台所用中性洗剤を使うのが正解のようだ。
洗浄力
洗浄力は低い。
使いやすさ
台所用中性洗剤なので扱いは簡単だが、洗浄力が低すぎてブラッシングに力が必要だし時間がかかる。
臭い
【キュキュット マスカットの香り】は優しい香り。
価格
一本200円弱。安い。
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