ロング走を兼ねた、兵庫県、京都府、大阪府の府境、県境付近の探索ライドをした話。
走行動機
地図を眺めていて、以前から気になっていた地域があった。丹波篠山市の原山地区だ。
おおまかな地図で見ると行き止まりに見えるため、これまでその地域へ訪れたことは無かった。
だが国土地理院地図で確認すると行き止まりではなく峠を越えた先の村側へつながっていることが分かった。原山峠ももちろん原山地区自体にも興味を惹かれていたので、ロング走をするついでに確認をしてみるべくルートを引いてみた。
ルート
自宅、神戸市北区から目的地である原山峠に加え林道 野所長谷線へ自走で向かうことにした。
最近よく一緒に行くマキノさんの影響もあり、今回は極力集落内の道や田舎道をつなぐルートを設定した。車に気を遣う時間を減らすのが狙いだ。

交通量の少ない道を走るのは快適かつ安全で、自転車に乗っていて走って良かったと思える時間が長いので非常におススメである。
当日の天候
最高気温25度前後。前週までの暑さとは打って変わり、秋の訪れを感じる涼しい気候となった。
ハイドレーションバッグの出番は終わり、今回からはボトル2本体制。
最近はボトルには真水を補充し続け、水や食事の摂取量に合わせて塩を適宜補給することで電解質バランスを調整するスタイル。
フロントバッグにはカロリーメイトと羊羹を満タンにしてスタート。

まとめて大量買いで補給食コストを抑えています。
ライディング
マキノさんと合流し、神戸の桃源郷を経由してタテイシさんとの合流地点(三田)へ向かう。

道中は村の裏山を抜けていくので、上りが多いが交通量は少ない。

3人の合流地点まで2時間程で到着。

三田から北へ進み林道経由で母子、永沢寺方面へ。

母子付近は標高が高い為雨の気配があったが、東の後川(しつかわ)へ下りると天候は回復していた。
後川からは羽束川を遡上し大阪府の天王へ向かう。
途中女郎ヶ淵(じょろうがふち)の湧き水と思われる箇所を発見する。しかし湧き水というより谷の水という趣だったので飲むのは止めておいた。

天王へ到着して、北上し丹波篠山側へ下り、そこからは目的の一つである原山地区へ入る。
主要街道から一本外れているため、今まで近くを通るだけで立ち入ったことがなく、楽しみにしていたエリアだ。
実際に走ってみると原山の先は自動車で通り抜けできない構造になっている為か交通量が非常に少なく。また広めの盆地に田園風景が広がる良い地域だった。

原山峠(未舗装路とダートの下り)
奥へ進むと両脇から山が迫る地形へと変わり、工場の横手を通り山へ入る。

その先が原山峠となっていた。

原山峠の手前(兵庫県側)はギリギリまで舗装されており、峠直前の京都府(南丹市園部)へ入る県境付近から未舗装へ切り替わる。
京都府側の下りは自転車で走るに楽しめる良い道だ。
砂利道

砂利道

倒木は転がっていて、

道が芝でおおわれている区間もあれば、

水流で明らかに道が削られ、倒木で走行ラインが狭くなっている場所もある。

それでも難易度は高すぎず、走っていて楽しい。

いい調子に走れる。

水で道が掘れてしまっている区間や

時々道は手入れがされている雰囲気がある。

村奥の山に出てきた。これで終わったかと思いきや

緩斜面のロングダートが続いていた。

思ってもいないご褒美でした。

ロングダートを下り切った園部町竹井地区がこのライドの折り返し地点。ここからは神戸方面へ向けて南下する。
はらがたわ峠と地形の考察
園部川沿いにるり渓を上り再び天王へ戻った。

天王からはらがたわ峠を下る。
ところで天王地区の付近は大きく見ると山に囲まれた細長い鞍部(あんぶ)と見ることができます。たわ≒峠≒鞍部なので、はらがたわという名称は原ヶ峠と意訳することで現在田園地帯となっている天王の地形そのものを指しているのではないかと連想させられます。
天王地区は山上の盆地というだけでなく、
- 西北の天王峠 旧称すねこすり峠(兵庫県篠山市へ)
- 南東のはらがたわ峠(大阪府豊能郡豊能町へ)
- 北東の名称不詳の峠(京都府南丹市園部町へ)
と3か所の峠を持っており非常に面白い地形だと思います。

面白いサイト様を見つけました。
林道 野所長谷線
能勢町山辺地区から浮峠経由で猪名川方面へ西進する。

直接猪名川へは入らず、第二の目的路である、林道 野所長谷線へ。
入口は一見すると企業の敷地(株式会社ダイカ)に見えるが、建物に挟まれた道へ入る。

この奥へ進む。

少し登ると

いったん下り、

また上り返す。

少し登るだけかな、と思っていたところ、ここから急坂区間が続くことに。
火薬倉庫の横から砂利道へ。

この辺りは熊は出るのだろう。熊鈴を鳴らしながら進んだ。

荒れたコンクリート舗装を登る。

上る。

急坂を上る。

さらに勾配が上がる。

どんどん上る。

ようやくピークに到着。

ここで一息入れて、ここから長谷までは歓喜の下りが続くはず・・・と思っていた。

下り始めてしばらくはまだ路面が落ち着いている。どうやらこの道はオフローダーが多く走っているようで轍がしっかりと付いている。

このくらいは気持ちよく走れるので良い。

ちょっと路面が怪しくなってきた。

ラインを選ぶ路面に変わってきた。

結構な泥濘(ぬかるみ)を越える。

軽く上り返して

下った先に、裏山林道開設記念の碑をパシャリ。

三叉路になっていて左方向が裏山林道。今回は右へ進む。

標識には、野所長谷線の文字が。

この辺りからますます路面が激しくなる。

いったん落ち着いたかと思ったら、

さらに激しい。

もっと激しい。


激しすぎる。

分岐を発見、奥に車が棄てられている。あとで地図を見返したところ、この先は裏山林道なのかもしれない。

道は変わらず激しい。

気持ちがいいストレート区間もある。

だがまた厳しい道が続く。


この辺りでブラケットから手が離れて川へ落ちるところだった。危ない。

最後は落ち着いた雰囲気で終了。

野所長谷線は、路面状況が厳しすぎるのでMTBでちょうどいいレベルだと感じた。
今回650Bロードバイクで走ってみたところ、下りだから全乗りできたが上りはかなり厳しいに違いない(一度チャレンジしてみても面白いかも知れない)。
帰路
目的地である野所長谷線を走り終えてからは猪名川沿いへ下り、宝塚市西谷地区の峠で少し遊んで、神戸市北区道場への抜け道でショートカット。
最後は裏六甲を上って無事にゴール。

天候が良く夜景で優勝した。

まとめ
原山峠、野所長谷線ともに650Bロードバイクで走るには、ギリギリ限界まで楽しめるスリリングな良い道だった。
タイヤはグランボア エートル 650×42B。

かなり激しいガレ場や悪路を走ったが、タイヤサイドに擦れ痕があるぐらいでサイドカットもパンクもせずに耐えてくれている。

オンロードの走行性とオフロードの耐久性を必要とする、今回のようなロング&探索ライドにピッタリな良いタイヤだと思う。




















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