2022年7月17日 神戸市自宅から同じ兵庫県内にある林道笠形線へ行ってきた。
走行データ
自宅神戸から林道始点までは約50kmなので自走で行ける距離。
自宅から2時間半ほどで林道始点に到着して、林道区間35kmを3時間ほどかけて走行した。
林道笠形線
始点は兵庫県神崎郡福崎町、終点は兵庫県神崎郡神河町。
マップデータだと距離34km 獲得標高1400m程。
南工区、中工区、北工区と3区に分かれてる。
走行前に県管理林道通行規制情報(兵庫県南部地域)をチェック推奨。
路面状況は、舗装路と非舗装路が半分ずつという感じ。
舗装路の部分はキレイに整備されている区間とかなり古くなったアスファルトがそのままになっている区間がある。
非舗装路は、砂利が敷かれている箇所が多いが700×26cのグラベルキングでコントロールを失うような深めの砂利区間は轍の上を走れば問題なかった。また土の路面が露出している区間もある(その方がロードバイクだと走りやすい)。
今回は南から北へ走ったが、勾配は最大10%弱でそれほど極悪な斜度はないし、ヒルクライムでタイヤがスリップしてしまうことはなかった。下り区間ではラインをミスると後輪が多少滑る程度で、グラベルをあまり走らない人の入門コースに向いているのかも知れない。
エスケープ部分は
- 南工区と中工区の境界(釜坂峠)の兵庫県道145号線
- 中工区と北工区の境界(舟坂峠)兵庫県道34号線
の2か所がある。
南工区、中工区、北工区、それぞれ距離が10kmほどなのでトラブルが起きれば最長5kmの移動が必要になる。
南工区
林道笠形線 起点。
写真の標識は、東西を走る兵庫県道23号線と北側へ伸びる林道笠形線の交差点にある。
ここから北進していく。
当日の天候は晴れ時々曇り時々雨という感じ。
始点からしばらくは舗装路が続く。
起点から4.4km地点の日光寺散策駅。
日光寺へ続く山道がこの辺りから伸びている、らしい。
まだここは舗装路。
何キロ地点か分からないけど確か日光寺散策駅から割と近いところから砂利道に変わった。
序盤はこういう感じの道が続いてテンション上がって楽しい。
落石注意、崩土注意!!
こういう箇所もいくつかあったが、走行には支障なし。
南工区ではオフロード2輪車4台ほどと出会った。
砂利道を進み南工区の北端に到着。
工区の出入口にはこんな看板が立ててある。
森林基幹道 笠形線とある。
中工区
南工区から兵庫県道145号線を少し進み中工区に入る。(釜坂峠)
少し勾配がきついが鬼坂というほどではない舗装路。
中工区は南工区よりも砂利が少なくて走りやすい区間が多く、こういう道はロードバイクで走るのにもってこい。
こんな感じで古いアスファルトがそのまんまになっているところ(それでも砂利よりは走りやすい)もある。
轍がちょっと深くて石がある、といってもこの程度なら楽しいだけ。
「笠道」の碑駅は、数少ない眺望ポイント。
ここではジムニーが一台走っていた。
中工区の北端(舟坂峠)に到着。
天候が少しずつ暗く怪しくなってきていたが、舟坂峠でついに雨と遭遇。
運よく地蔵堂があったので雨宿りさせていただいた。
北工区
雨もある程度上がって、舟坂峠から北工区へ進む。
これまでも人気(ひとけ)は少なかったが、この辺りは本当に森の中という感じで車ともバイクとも出会わなかった。
荒れたアスファルトに苔が生えてる。
雨上がりだったので滑らないように注意。
次に現れた駅は、明石海峡大橋眺望駅。
走る前に、こんな播州の山奥から明石海峡大橋が望めるとは、と楽しみにしていた。
が天候はあいにくの雨あがりの曇り空。晴れ間が一部覗いているけどどっちの方に明石海峡があるのかも判然としない風景。雲と山の境界を眺めていたが、明石海峡大橋は見つけられなかった。
それより気になったのは写真に写ってる向かいの山の道。あそこは自転車で走れるんだろうか。
明石海峡大橋眺望駅を過ぎて少し登れば、そのあとは下り基調に変わり林道終点へ向かう。
途中の、笠形山登山口駅。ここから山頂まで1.1kmと看板に書いてあったが、笠形山山頂は標高939m、登山口駅は標高520mなので、結構急こう配を上る道なんだろう。
この辺りからきれいなアスファルトで気を遣うことなくスムーズに走れる。
最後の駅、松井庄眺望駅。
眺望ポイントを探すと松の木の間からきれいな田園地帯が望めた。
そこから1.7km進むと林道笠形線終点に到着。
無事走りきれた。
この終点からすぐ近くに水汲み場があるので立ち寄ろうと思っていたところ、方向を間違えて下ってしまったので今回はあきらめた。
まとめ
林道笠形線はロードバイクで走るのにちょうどいい非舗装路で、嫌になるほどの荒れ具合でもないし長すぎて疲れてしまうようなこともなかった。舗装路が混ざっているのが良い具合なのかも知れない。
人や車、バイクの通行が少ない(当日5名と出会ったのみ)ので、アクシデントには注意が必要かとも思う。
始点から終点まで補給ポイントはゼロで、今回は暑い時期ということもあって3時間でボトルの水満タン1.5Lを飲み干した。余裕のある補給を携帯したい。
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