OGK Kabuto VITTにシールド装着し夜間走行したくて購入したオプションシールドARS-3のレビュー記事。
購入動機
AR-3シールド(Kabuto VITT付属品)
先日購入したOGK Kabuto VITTの付属品であるAR-3シールド。
メガネと合わせて重ね掛けができ、特にロングライドでは目の負担軽減効果が大きい。
そのためシールドを愛用しているが、これは可視光線透過率65%で夜間走行不可である。
ロングライドでは夜間走行にかかることが多いので、オプションのARS-3シールドを購入することにした。
これらのシールド(AR-3、ARS-3)はヘルメット取り付けを上下反転して視界に入らないようにすれば夜間走行が可能だが、快適なシールドを装着し夜間走行したい。
夜間走行ができるARS-3シールドのカラーは3つ
昼間の運転時は可視光線透過率8%以下、夜間または薄暮での運転時は可視光線透過率75%未満のレンズが禁止されている。
運転用サングラスは、光を遮りすぎると見えづらくなるため、日本産業規格(JIS)が定める視感透過率(=可視透過率)の規定などを確認しましょう。視感透過率は光を通す割合を表す数値で、値が大きくなるほど光を多く通します。昼間の運転時は視感透過率8%以下、夜間または薄暮での運転時は視感透過率75%未満のレンズの使用が禁止されているので注意してください。
HEIM より引用
オプションのARS-3シールドは、7色展開あるが、そのうち可視光線透過率75%以上の夜間走行可能なものは、
- クリア調光(28-88%)
- クリア(92%)
- ピンクミラー(88%)
の3色になる。
カラー | 可視光線透過率 | 紫外線カット率 | 参考重量 |
クリア調光 | 28-88% | 99%以上 | 28g |
クリア | 92% | 以下同じ | 22g |
ピンクミラー | 88% | 以下同じ | |
ブルーミラー | 54% | ||
スモーク | 44% | ||
ゴールドミラー | 25% | ||
シルバーミラー | 20% |
もともとアイウェアの視界に慣れておらず自然な色が好みなので、今回は最も裸眼に近いクリアを購入した。
製品情報
ARS-3 SHIELD (OPTION)
AERO-R2、AERO-R2TR、VITT、REZZA-2 対応OPTION
1. 標準付属シールドより約50%軽量化
2. 薄くクリアな視界感を実現
3. アイウェアの代りとして使える3つの仕様設定
OGK Kabuto ARS-3 SHIELD より引用
自分はVITT用に購入したが、その他AERO-R2、AERO-R2TR、REZZA-2に対応している。
実測重量は、
- ARS-3(オプション):22g
- AR-3(標準付属シールド):40g
で18gの差があり、確かに約50%の軽量化が図れる。
付属品にクロスバッグがついてくる。(シールドを拭ける)
使用感
メガネ着用での使用感。
メガネとのクリアランス
一番初めに感じたのはAR-3(VITT付属品)、とARS-3(オプション)の差のネガティブな部分。
メガネ着用しARS-3を装着すると、AR-3よりもメガネとのクリアランスが少なく窮屈さを感じる。
しかし自転車に乗って一日走っているうちに全く気にならなくなった。
荒れた道を走ってもメガネがシールドに揺られて視界が悪くなることはないので、普通の舗装路を走るだけならクリアランス低下のネガな影響はない。
重量
重量はARS-3に換えて18g軽量化がされたが、変化を感じられない範囲。
視界
ARS-3のカラーをクリアに選んだ理由は夜間走行を問題なく走れること。
裸眼と全く同じというわけではなく、可視光線透過率は92%なので若干暗く感じる。
ARS-3(クリア)とAR-3を比較すると、明らかにARS-3(クリア)の方が明るい。
ただレンズ無しとARS-3(クリア)とを比べると、レンズを通す風景は若干黄色みがかり、少しだけ暗くなる。
実際夜間走行をすると少しだけ暗く感じるが、支障はない範囲。
外観
ヘルメットにシールドを装着した外観を見てみる。
当たり前だけどクリアの方はレンズの向こう側がはっきり見える。
目線を隠したい目的には不向き。
まとめ
自分にはネガティブな部分がほとんどなく、ARS-3を装着することで夜間走行時のシールド着用ができるようになり、満足。
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