冬季のMTBライドに最適なメンズ・ウインド・シールド・ジャケット。
ロードバイクでは冬季の負荷が上がるヒルクライムライドに最適。
パタゴニアではトレイルランニングジャンルに分類されていた。
この記事執筆時点(2021年1月)、すでに廃盤。
製品情報
寒い天候下での激しい有酸素運動で悪天候に対応するプロテクションを提供しながら、戦略的に配置した透湿性パネルにより余分な熱と水分を外側に発散するソフトシェル・ジャケット
パタゴニアより引用
前面は透湿性メンブレンで防風、後面は通気性のあるジャージ素材で汗や熱を放散。
購入動機
MTBを購入した2018年秋冬に、冬季のMTBライド用ジャケットが必要になりこれを購入した。
使用状況
購入した2018年12月から秋冬春のスリーシーズン、気温15度前後以下の状況で着用している。
購入時はMTB用として手に入れたが、ヒルクライムロードバイク通勤でもちょうどいいのでほぼ毎日着用している。
使用感
防風性
前面(薄いブルーの部分)は透湿性パネルを採用されていて、自転車の風圧にもしっかりと防風性を発揮してくれる。
通気性
後面(濃いブルーの部分)は、通気性ジャージ素材が配置されている。
通気性が高く、この部分の汗だまりは起こらない。
逆に通気性が良すぎて寒さを感じる場合もある。
防寒性、保温性
透湿性パネルには起毛素材が配置されていて、ジャージの裏生地も起毛。
どちらも薄い起毛なので、保温性は高くはない。
そのため、ロードバイクやMTBでのヒルクライムでは汗冷えを起こすことは少ない。
収納性
このジャケットにはポケットが3つ配置されている。
そのうち胸ポケットには裏側にイヤホンケーブル用の穴があけられている。
胸ポケットにPODやスマホなどを入れて音楽などを聴くのに便利に作られている。
耐久性
2018年12月ごろ購入し3シーズン目に突入しているが、わりとキレイさを保てている。
全体的に伸びたり激しい色落ちがあったりすることもないし、MTBライドで落車したりしてるけど破れもそこまで目立っていない。(細かい傷はある)
質感が高く、耐久性が良いのでいい買い物をしたと思っている。
快適ゾーン
私はMTBではロードバイクよりも高負荷ゾーンで遊ぶため、MTBとロードバイクではこのジャケットの快適ゾーンが異なる。
MTB
MTBライドだと5度から-5度辺りが快適。
MTBライドと言っても人によって環境は異なるから一概に言えないと思うけど、自分のMTBライドはロードバイクでヒルクライムするよりも負荷が高い。
ちなみに5度以上だとこのジャケットは途中で脱いでしまい、長袖シャツで走ることも多い。
ロードバイク
ロードバイクだと-5度から15度程度が快適ゾーン。
状況に合わせてインナー、ジレ、インサレーション、ウインドブレーカー、などレイヤリングで調整。
通気性が高いジャケットなので、特性を生かせるヒルクライムでの快適性が高い。
厳冬期ダウンヒルでの防寒性を考慮すると保温性ウェアとの併用が必要になる。
まとめ
防風性、保温性、通気性のバランスの取れたジャケット。
自転車用として使うならヒルクライムなど負荷量の高い場面で活躍するが、保温性が低いので、このジャケット一つで厳冬期を乗り切るのは難しい。
上に書いたようなレイヤリングを考えた運用をすることで、このジャケットの汎用性の高さが生きてくる。
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