再購入したオーストリッチ エンド金具リア用130mmの仕様変更についての記事。
エンド金具再購入のきっかけ
フレッシュ出走の為新幹線輪行する際にエンド金具の穴が金属疲労により変形し、エンド金具付属のパイプが貫通するようになってしまった。
エンド金具をフレームに取り付けても固定が不十分となり、ガタが出てしまうので買い直しをすることにした。
エンド金具破損の状況
エンド金具片側の穴が金属疲労で破断し、穴が拡がってしまっている(写真の状態は破断後修正し穴がやや小さくなっている)。
エンド金具破損の原因
エンド金具取付時クイックを締めるとパイプとクイックの圧縮によってエンド金具が固定されるが、
旧型パイプは(私の)フレームのリヤエンドの径よりも細く、貫通してしまう。
これでは金具に変形の力がかかってしまう。
今回のエンド金具破損は、パイプ径の細さが原因と思われる。
新しいエンド金具
オーストリッチエンド金具リア用130mm(製品番号36780)
今回届いたエンド金具パッケージは内訳は3点。
- エンド金具
- クイックリリース
- パイプ
若干モデルチェンジがされていたことに気づかず購入したのだった。
モデルチェンジ後の変更点は、エンド金具の穴が2つ増えていて2段階の高さ調整ができるようになっていることと、パイプ径が太いものになっていること。
高さ2段階調整
上段110mmと下段95mmの2段を選んで固定できるようになっており、説明書には従来のエンド金具よりさらに25mm上昇する、と記載がある。
パイプ径
対策品と思われる新型のパイプの径はエンド金具の径よりも太いものへ変更となっている。
この太さであればフレームリヤエンドよりも径が太いので、クイック締め付けによるパイプの圧縮応力をフレームが受け止めるようになり、エンド金具の変形にはつながらないはず。
重量新旧比較
旧エンド金具(52g)+旧型パイプ(14g)セット
重量66g。
新型エンド金具(59g)+新型パイプ(17g)セット
重量76g
新型の方は、エンド金具本体とパイプ合わせて10gの増量となっている。
エンド金具本体の2段階高さ調整機能追加とパイプ径アップの影響だろう。
良いとこ取り
エンド金具の変形の原因は旧パイプ径が細い為だと考えているので、エンド金具は軽い方の旧型を、パイプは径が太い方の新型を、合わせて組んでみる。
特に問題なく使えそうだ。
まとめ
旧型エンド金具本体と新型パイプの計69gで収まり、新型セット(76g)よりも7g軽量化ができるし、体積が減らせるのでオーストリッチSL-100輪行袋のスタッフバッグに一緒に収納しやすい。
しばらくこの運用でいこうと思う。
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