チェーンクリーナーSENSHA ドライブクリン for Bicycleのレビュー記事。
製品情報

SENSHA Bicycle各店がチェーン周りをぴかぴかに仕上げられるその秘密は、このドライブクリンにあります。
ドライブクリンはおもに自転車の駆動系の汚れを綺麗に落とし切る性能を持った液剤です。
まずチェーンや駆動部分など、油分が呼び込んでべっとりとかたまった汚れにドライブクリンを染みこませてブラッシングします。
ブラッシング後に水をかけると、ドライブクリンは水分に反応して乳化し、汚れとともに流れ落ちていきます。感動の輝きをご自宅でも楽しめるアイテムです。
内容量250ml
液性:中性
危険物第4類 引火性液体 第2類石油類(非水溶性液体)危険等級Ⅲ
SENSHA Bicycle.com・製品説明より引用
SENSHA Bicycleとは自転車洗車サービスの実店舗であり、そこで使っているケミカルを販売している。
今回使用するドライブクリンはそのうちの一つ。
説明書きを読むところ、溶剤系で乳化するタイプの模様。
液性は6-7の間なので中性。

洗浄するチェーン
今回洗浄するチェーンは、2週間で200kmほど走行したシマノ CN-HG601。
使用していたチェーンオイルは、KUREチェーンルブドライ。
雨上がりやグラベル等を走っていて、結構汚れている。




使い方


1) 洗浄する部分ができるだけ乾燥した状態で洗浄を開始してください。
2) 刷毛などを使い、油汚れを洗浄したい箇所に本液をよく染み込ませます。
3) ブラシなどで汚れを擦ります。
4) 入念に大量の水で流します。本液が水と反応して乳化し汚れとともに洗い流されます。
SENSHA Bicycle.com・製品説明より引用
刷毛等でチェーンに塗ってブラッシング後に水で洗い流すという手順。
今回も水で洗い流した後は、中性洗剤で洗い流すことにする。
刷毛でチェーンに塗る
カップに必要量を入れる。
今回の使用量は、下の写真×2セット程度。
臭いは灯油のような揮発性溶剤の香りがする。

刷毛でチェーンに塗っていく。

ブラッシング
チェーン・プーリー・チェーンリングなど駆動系全体に塗れたらブラッシングをする。

繰り返し
ここまでの流れをもう一度繰り返す。
- 刷毛でチェーンに塗る
- ブラッシング
汚れの程度的に、2度繰り返した方が良さそうだったのと、チェーンが乾燥している状態で作業するように注意書きがあったので、水で洗い流す前に作業をループすることにした。
水で洗い流す
ホースで水をかけて汚れを落とす。


説明書きの通り、ドライブクリンに溶けた汚れが水と一緒に流れ落ちる。
中性洗剤で水洗い
バケツで水に中性洗剤を溶かしてブラシでチェーンを洗う。

その後、水で洗い流して完了。
仕上がり
ウエスでチェーンに含まれた水を拭き上げた後、チェーンオイルをさす。
今回もKUREチェーンルブドライを使う。

チェーンオイルをウエスで拭き上げる。
使っているのは日本製紙クレシアワイプオールX70。
チェーン一周を拭き上げれば、余分なオイルとともに落ち切らなかった汚れが確認できる。

汚れの程度はかなり少ない。
洗浄力は高いと言える。
チェーンの表面の汚れはきれいに落ちている。



スプロケットもピカピカ。

プーリーもキレイになった。

まとめ
洗浄力が高いSENSHA ドライブクリン for Bicycle。
内容量は250mlと少ないが、使用量も控えめで大丈夫だった。
臭いは、普通に揮発性溶剤の香りがするので屋外向け。
ボトルタイプなので使用する分をカップに移す必要はあるが、乳化するタイプなのでウエスで拭き上げる手間は省ける。
洗浄力
★★★★★
洗浄力は高い。
使いやすさ
★★★★
カップに移す必要があるが、乳化タイプなので水で洗い流してしまえる。
ボトルタイプのクリーナーとしては使いやすい。
臭い
★★
ボトルを開けると揮発性溶剤の香りがする。
屋外では問題ないが、屋内での使用は避けたい。
価格
★★★
内容量250mlで1700円ほど。
内容量は少ないが、使用量も控えめで洗浄できた。価格的には標準的と言える。
ロードバイクの洗車方法の紹介記事です。
ロードバイク洗車道具を紹介しています。
チェーンクリーナー一覧ページです。
チェーンクリーナーランキングを付けています。
チェーンクリーナーのpH測定の結果です。
コメント