きっかけ
2023年4月にランドヌール熊本主催フレッシュへ参加するにあたり、荷物の省スペース化が必要になった。
前々から気になりながらそのままにしていた携帯工具の変更を、フレッシュ参加を機に着手することにした。
使っている携帯工具
使っている携帯工具は、レザインのRAP14。
六角レンチやドライバー、チェーンカッターなどが組み合わせていて、これで不足したことは無かったが、不要な機能も多いと思っていた。
いったん完成
フレッシュ出走前に、携帯工具の軽量化はいったん完了していた。
携帯工具軽量化の参考にしたのはbaruさんのこの記事。
PB SWISS TOOLS 470Mを導入し、六角ビットと六角レンチの併用をすることにした。
小さいサイズの六角レンチ(サイズ1.5mm-3.0mm)は六角ビットよりも軽量なので六角レンチを使う。
六角レンチはエイトのバラ売り製品(下のような製品)。
これで荷物の省スペース化が図れた。
フレッシュ後にもう少し煮詰めてみることにした。
使用用途
自転車整備で何が必要かざっと洗い出してみた。
六角1.5mm
自分の自転車本体に六角レンチ1.5mmを使うところは見つからなかったが、ライトのCATEYE VOLT800のブラケットを固定するボルトは1.5mmを使う。
昔購入したVOLT800の純正ボルトは緩みやすく締めにくくなめやすい極悪ボルトなので(ボルトばかりでややこしい)、ねじNO.comで購入したステンレス(六角穴付)シンヘッド(TPタイプ)小ねじ 超薄頭 ゆるみ止めへ交換した。サイズはM3x6 (p=0.5)。
六角2.0mm
六角レンチ2.0mmは機械式変速機の調整ボルトに使う。
前世代の変速機はプラスドライバーが必要だったが、六角2.0mmに統一されて使いやすくなった。
六角2.5mm
六角2.5mmはCAAD12の場合、ディレイラーハンガーの固定ボルトに使用されている。
六角3.0mm
六角3.0mmはリヤディレイラーのプーリーのセンターボルトに使われている。
六角4.0mm
六角 4.0mmはボトルケージやステム、ハンドルの固定ボルトに使われている。
六角5.0mm
六角5.0mmは、Canonndale のシステムインテグレーション(Si)のコラムに使う。
ほかには前後ディレイラー本体の固定ボルト等も5.0mmが使われている。
六角6.0mm
六角6.0mmはSiのコラムに使う。
ポジドライブ2.0
ばるさんのこの記事を読んで、オルトリーブサドルバッグのアタッチメントに使われているボルトがプラスドライバーではなくポジドライブであることを知った。
サイズを確認すると2.0。
これをばるさんと同じく、M5 x 25mmの六角ボルトへ変更することにした。
六角4.0mmになったので、必要な工具が一つ減らせた。
最終的に
上記の工具のうち、CATEYE VOLT800のボルト(六角1.5mm)は緩んだことが無く、ポジドライブ2.0は必要なくなったので、二つを省く。
- 六角レンチ(2.0mm 2.5mm 3.0mm 5.0mm)
- ビット( 六角4.0mm+6.0mm 、マイナス)
- PB SWISS TOOL 470M
- チェーンカッター(レザイン携帯工具RAP14から外した)
に、ゆるふわーくす PBビットアダプター用ホルダーを加えた。
(マイナスビットは何かの時に使えそうな気がするので持ち歩くことにする)
全ての重量は91g。(そのうちレザインRAPから外したチェーンカッターは34g)
レザインRAP14の重量は166gなので75gの軽量化ができた。
重量も大切だが、望んでいた工具の体積がかなり小さくなり、省スペース化を果たせた。
ちなみに、レザインRAPから外したチェーンカッター単品だとトルクが足らずチェーンを切ることはできないので、六角レンチとの組み合わせで使う方法を思い付き、ちゃんと切れることを確認できた。
まとめ
目的通り携帯工具の省スペース化、軽量化ができた。
ここからさらに煮詰めるとすると
- 自宅の工具箱にあった適当なビット( 六角4.0mm+6.0mm 、マイナス)を軽量なものに変更する
- チェーンカッターを軽量なものに変更する
- 六角レンチを軽量なものへ変更する
- 使用頻度の少ないものを省く
等が考えられるが、省スペース化ができたのでとりあえずは満足できている。
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