フォークとBBでマウントできるロードバイク洗車に使いやすいメンテナンススタンド。
私がPRS-20を購入したのは2014年頃。
この記事を書いている時点で6年間使用していることになる。
2020年現時点では、すでに販売終了になっていて、現在は改良版のPRS-22.2チームレーススタンドが販売されている。
製品説明と使用感
調整機能
高さ調整
高さ調整幅は、BBマウントを基準とすると
- 一番低くすると、地面から70cm
- 一番高くすると、地面から95cm
約25cm範囲で調整ができる。数字を見ると少ないと感じるかも知れないが実用的には十分な範囲だ。
個人的には高く上げきって使うことは無い。
高さ調整ができるので、作業内容や自分の身長に合わせた高さに変更ができる点が良い。
私は基本的に全ての作業は高さを低目にして行う。
回転
360度回転ができる。
どの方向にも簡単に回転できる。
この機能で、メンテナンススタンド自体を動かさず自転車を作業しやすい角度に変える事ができる。
非常に使いやすい。
クイックリリース用アタッチメントの調整
クイックリリース用アタッチメントの位置調整ができる。
これだけ調整範囲があればある程度の自転車は許容範囲だろう。
スルーアクスルの自転車には以下の別売りアタッチメントが販売されている。(品切れになる前に入手しておかないと・・・)
【参考】HOZAN ParkTool #1729-TA スルーアクスル用アタッチメント
ちなみに新しい同じ形のメンテナンススタンドPRS-22.2は、アタッチメント変更不要でクイックリリースとスルーアクスル両方に対応している模様。
【参考】PRS-22.2 チームレーススタンド
自転車の積載方法
自転車を前後どちらでも取り付けられる。
フォークとBBでマウントする方法
チェーン周りの清掃をしたり、洗車をする場合はこの方法が良い。
リヤエンドとBBでマウントする方法
この方法は、フロントフォークをフレームから取り外す作業をするときに使える。
ただこのタイプのメンテナンススタンドは自転車を前後に傾ける角度調整ができないので、フォークの取り外し作業は高さが高すぎて作業がしにくい。
身長が高い方であれば、問題を感じないのかもしれない。
私はフォークを外す作業をする場合は、クランプ式のメンテナンスススタンド(ParkTool PCS-10)を使うことにしている。
重量
実測重量8.0kg
新しいPRS-22.2の方はカタログ表記5.67kgなので、約2.3kgの差がある。
私のPRS-20購入動機は重量。
作業中に自転車ごと倒れてしまうといけないので、できれば重たいメンテナンススタンドがほしかった。
このスタンドで倒してしまう事はないが、脚の固定をボルトを締めてしっかりしておかないと割と脚がぐらつきやすい。
運搬
運ぶ際には脚の可動部が多く固定もできないので、手を挟まないように注意。
まとめ
このタイプのメンテナンススタンドは、汎用性が低いが360度全方位からアプローチできるので洗車ではとても使いやすい。
洗車のためにあるようなメンテナンススタンドだ。
ロードバイクの洗車を1-2週間に一回程度するので、PRS-20を購入して良かったと考えている。
逆に、様々な作業をこのメンテナンススタンド一つでこなすのは難しかったり使いにくい事がある。
作業内容によっては、ディスプレイスタンドのほうが使いやすいことも気楽で気軽に扱えて便利なこともあるし、ひとつのメンテナンススタンドで何でもするなら下のリンクのようなクランプ式がオススメだったりする。
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