走行データ
2022年10月16日、自宅発で走行距離は180kmほど。
自宅から約85km、約5時間で黒川新田線の起点に到着し、黒川新田線を一時間ほどかけて走行した。
林道 黒川新田線
黒川新田線は兵庫県神崎郡神河町新田(起点)から、兵庫県朝来市黒川梅ケ畑(終点)までの全長約10km。
標高差は起点から最高地点(神河町と朝来市の市境)が約300m。
路面状況は、神河町側は舗装路と非舗装路が半々ほど、朝来市側は非舗装路7-8割という印象。
非舗装路区間は、砂利、ガレ、土、砂、土砂崩れ跡、がけ崩れ跡と多彩な様相を呈している。
タイヤはいつもと同じパナレーサーのグラベルキング26cで、全行程中99%走行できた。
林道黒川新田線を走る
神河町新田側の黒川新田線起点に到着。
始点には動物進入防止柵が設置してあり常時閉門されている。
森林管理道 黒川新田線 起点と表記されている。
起点からしばらくはアスファルトが敷いてある。
今回も天候に恵まれている。
暑すぎず寒くもなく、半袖ジャージ+時々アームカバーでちょうどいい感じ。
林道沿いには越智川が流れている。
この付近で遠くの川べりにクマのような影が見えた(気がした)ので、声を出しながらできるだけ早く通行した。
川から離れると少しずつ斜度が上がってくる。
アスファルトに土ががっつり乗っている。
ここから朝来市側との市境を越えるまで、非舗装路が続く。(一部舗装路もあるが)
非舗装路始めの区間は路面が緩く、26cタイヤではグリップしにくい部分もあるが、登れないほどではない。(すごく楽しい)
深い砂利というわけではなくギリギリロードバイクで登れる路面。(すごく楽しい)
斜度は5%-10%ほどでラインを選びながらゆっくり回す感じで上って行く。
路面状況は整備状況次第で変化がまあまあある。(すごく楽しい)
この辺りは砂利がしっかりと敷かれているが逆に走りにくく感じるところもある。
踏むとタイヤが空転しやすい。(すごく楽しい)
この先アスファルトに切り替わる。
けれど、割とすぐにまた砂利道へ戻る。
またアスファルトへ。
眺望ポイントがあったのでパシャリ。
良い眺めです。
またすぐに砂利道へ戻る。
途中いくつもグレーチングが道を横切っているが、溝の全てを覆っているわけではない。
登り中なのでハマることは滅多に無いとは思うけれど要注意。下り中は特にハマると危険。
路面は砂利道が続く。
眺望ポイント2。向かいの山に道が彫られている。
砂利がなくなり土が見えている区間も。
こんな感じの路面をAlt200‐300m分登り、神河町と朝来市の市境の石碑に到着。
帰去来の意味を調べてみると、「さぁ帰ろう」と自らを促す意、らしい。
〘名〙 (陶淵明の「帰去来辞」の「帰去来兮、田園将レ蕪、胡不レ帰」による語。「去」「来」は助辞。「かえりなんいざ」と訓じ、「さあ帰ろう」と自らを促す意) 官職を辞し、郷里に帰るためにその地を去ること。また、それを望む心境。きこらい。
コトバンクより引用
まさに。
良い感じの道を走れて満足していた気分にピタリと当てはまる言葉だ。
石碑の隣に文字の剝げてしまった標識を発見。
おそらく黒川新田線終点と書いてあったのだろう。
辺りを一望。
ここでオフロードバイクライダーの方と遭遇。
今回この道で出会ったのはこの方一人だけ。
少しお話をして、先を進み朝来市側へ下っていく。
ここからも非舗装路が続く。
斜度は5-10%ほどの下りでガレ場やがけ崩れ跡も含まれ、登りよりも難易度が高い。
神河町側の方が整備が行き届いており、朝来市側はがけ崩れが何か所かあり放置されている感じがする。
下り区間の始めは、一部走行が難しく10mほど押し歩きをした。(写真撮影忘れた)
左斜面は緩やかに土が流れてきている。路面状態は自動車や単車に踏まれているせいかまずまず硬い。
ここも左手山側はガレがくずれたまま。なかなかの迫力がある。
少し落ち着いた路面に変化。
施工主体 生野町 とうっすら読める。
しばらく下ると、斜度が緩み5%以下に。
アスファルトが一部敷設されている。
が、土区間もあったり、水たまりもあったり。
さらに下ると、市川支流の長野川のさらに支流の小川に並走する。
林道終点付近まで下りてくるとアスファルトになる。
終点付近で反対を向いて撮影した写真。(奥側が来た道、神河町方向)
通行止とある。
道路に落ちていた、【大雨による法面崩壊のため通行禁止】。
下りのほとんどが良い感じの荒れ具合で、ロードバイクでもギリギリ乗って降りれる感じが最高だった。
本当はこの後もう1つ林道を走る予定だったのだけれど、ここを走れてかなり満足感が高かったのでこれで帰宅することにした。
まとめ
林道 黒川新田線はロードバイクでギリギリ走れる路面状況の良いところ。
自宅から100km弱のところにあるので林道までのアプローチを考えるとロードバイクがベストチョイスかな。
かなりいい感じだったので登りも下りも脳汁がたくさん出て楽しかった。
動画
後日、撮影した走行動画。
動画は黒川側から新田側へ南進、なので上記とは反対方向。
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