【ブルベ】2025BRM505近畿300km茨木 おいでよ ほくせつの森へ参加した話

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体験
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参加動機

5月中旬に開催される神戸のきっついブルベ300km。その練習としてゆるふわな300kmブルベへ出走することにした。

コースを見ると車が少なく走り易そうな道が引かれているのと、過去に走ったいくつかのブルベやロングライドとコースやポイントが重なるので楽しみにしていた。

コース

大阪府茨木市発、兵庫県篠山市、京都府福知山市~南丹市~亀岡市、大阪府茨木市ゴールの300kmブルベ。

5時or6時スタートを当日現地で選択可能な感じだったので、5時スタート予定で準備を進めた。

準備

天気予報によれば、晴れ~曇り、気温は朝10℃~日中25℃、辺りだった。

ウェアは、モンベル ジオラインL.W.Tシャツに

スマートウール製半袖ウールジャージを着用。

アームカバーを着用してスタートすることにした。

補給については、道中PCも含めてコンビニがいくつかあるのでそれほど心配はせず、最近自分的に定番となったナッツバー、カロリーメイト、羊羹をトレランベストに満載して走ることにした。

荷物積載しても身体にかかる負担は少ないトレランベスト。

また今回は装備を減らす試みを。

いつもなら装備するツインライト&ツインボトルはそれぞれシングルに。普段から山通勤路をシングルライトで夜間走行しているし極端に飛ばさなければ視認できるだろう、と目論む。シングルボトルで不足する区間は、ジャージポケットにペットボトルを収納すれば十分積載可能なので、問題はない。

予備のGPSと単三単四電池は無しにしてオルトリーブサドルバッグをLからMに(サドルバッグMには雨具フルセットと輪行袋を収納)。

補給食はトレランベストに入れてフロントバッグは無しに。工具とチューブ2本はツール缶に。

予備装備がない分準備での確認は慎重にしたが、結果通勤時とほとんど変わらない重量でブルベを走れた。

軽量ブルベ装備バージョン

前回のブルベでは硬い方の革サドルで終盤お尻が拷問を受けてしまったので、今回はサドルを古い方のセライタリア ストリカへ交換。

伸びきったボロボロ革サドルだがふかふかで優しい。

当日スタートまで

大阪府茨木市を5:00スタート。

2:40起床、3:05自宅発。現地付近に4:10頃到着。神戸から茨木は案外近い。

予定していたパーキングに無事駐車でき、近くのコンビニでおにぎり2つを購入。

スタート受付でともに走行することになった門川彩雷さんのオーダー自転車をじっくり(?)見せてもらう。

テントポール積載用金具が溶接してある。これは良い・・・携帯ポンプをここに積載できそうだ。

オーダー車オーナーの特権

スタート

薄暗い中10名程がスタート。

茨木ブルベはお初で、茨木を自転車で走る事自体が生まれて初めてかも知れない。

序盤住宅街で少し迷ったのち、市街地北端から上り坂が始まる。

しばらく上ると阪神区間サイクリストなら聞いたことはあるであろう【北摂のラルプデュエズ】の近くを走る。

大岩、千提寺、忍頂寺、とついったーで何度も目にしたことがある地域名だ。

Alt400m辺りまで登るとそこはのどかな田園風景。

近くには藤の木が花を咲かせていた。当ブルベPCにも藤の木があったので、藤の花見ライドになりそうだ、と思っていた。

気温がかなり下がっていて、電光掲示板を見ると8℃とあった。腕は冷たいし、手先はかじかんでいた。走っていればギリギリ春夏ウェアで耐えられる。

この先辺りから見覚えのある風景に突入する。

亀岡ゴルフクラブと言えば・・・VT200!神戸のきっついブルベのPCだ。

2022年200VTの記事。今読むと自転車乗るの下手そうな人だけど熱い!という感想です。

時刻は6:20。サイクリング日和な良い天気。

寒いが雲一つない天気で気持ちが良い。大阪府へ戻り歌垣山や清正公の辺りを通過する。

再び京都府へ入りVT200で下ったるり渓への上りを走る。

序盤は住宅街が続くが、山の上は土ヶ畑(どんがはた)という農村がある。良い雰囲気。

その先の峠付近から先は南丹市に突入。

7:43PCるり渓温泉(42.7km,2:55)へ到着。お店の看板にもたれかけず撮影しようと、自転車を溝に突っ込んだ斬新な写真が撮れた。

スタートから休憩しておらず冷えも重なりトイレが我慢の限界に達していたので、るり渓付近の公衆トイレへ駆け込む。何度か走った記憶から、るり渓の坂を下りきったあたりにあるトイレへ行こうと思ったが、山上にある通天湖(るり湖)横にトイレを発見し立ち寄る。

リスタートしていつも疲労を感じながら上るるり渓の上りを、今日は反対方向へ快調に下る。

園部川沿いにも藤の花が咲いていた。

上り返して天引トンネルを越えて兵庫県篠山市へ。

すぐ先のローソン 篠山安田店で休憩に入る。ここでは普段ブルベで摂ることのないものを食べてみたいと思い、濃厚プリンショートケーキを購入。美味しかったけれど、ここから先脚がだるくなってしまった。

篠山にも藤の花が咲いている。

このあたりは2023年の600VTで通過した道だった。あの時休憩に立ち寄ったヤマザキショップが閉店しているのを目撃したが、たまたま開いていなかっただけかもしれない。

昨年11月に出走した篠山ブルベで通過した多紀連山付近を走る。

なんとなく良い風景だったから撮影したけど、あれは三嶽なのか御嶽なのか。

ワインディングロードを上って鼓峠(つづみとうげ)へ。この先はフラットに近い緩やかな下り、ここは片峠だな。

鼓峠

栗栖峠にも藤の花が咲いていた。ここから丹波市へ入る。

気温が徐々に上がってきて最高の気候で走りやすすぎる。

田舎ながら交通量がままあるので自動車に気を付けて走行し、10:20 PC2ファミリーマート春日インター店へ到着(93km,5:20)。

少し頭がぼーっとしていたのでおにぎりとコカ・コーラを入れて元気を出しておく。

20分程休憩してリスタート。市島辺りの路肩の狭い道を走り、またまた京都府へ突入。

道すがら福知山城横を通過したのでパシャリ。石垣が高いが建造物はこじんまりして見える。

福知山城

ここからしばらくは由良川沿いを走る。堤防道路から望む水面と河原が美しい。

快走して12:05、PC3 才の神の藤 に到着(128km、7:10)。

この辺り一帯が藤の甘い香に包まれていた。

が、露店のたこ焼きの美味しそうな香に負けそうにもなっていた。たこ焼き屋さんからは離れて藤の良い香りをたっぷりと堪能するため深呼吸。

この先の道は良い感じに道幅がせまくなりちょっとした峠越えがあった。こういうところが好みである。

この名もなき峠にも藤の花が咲いていた。この峠付近が次のPCである綾部市との市境。

天候が良すぎて若干暑さを感じる。お昼どきでもあったのでご飯を食べたいと思いマクドナルドへ行くことにして、その前にコンビニPCへ立ち寄ってレシートを取得する。綾部市内の店舗ならどれでも良いとのことだった。

ジャージポケット冷凍アクエリアスで身体を冷却する。

マクドナルドでは、ダブルチーズバーガーセットにハンバーガーとチーズバーガーを追加。

食べても食べても満腹にならず困った。マクドナルドはカロリー控えめ?まるで空気を食べているみたいだった。

リスタートして由良川を上流へ遡る。綾部市内からしばらくは気温が25℃あたりで暑さを感じる。

和知の辺りから2023年VT600コースを美山方面へ走る。なんとなくあの時走った記憶がよみがえる。割と道や風景を覚えているものだ。

美山に入ったあたりから20℃まで気温が下がり涼しくなってきた。

九鬼ヶ坂(くきがさか)を越えて15:50頃美山かやぶきの里へ到着。

肌寒くなりつつあったが彩さんはソフトクリームを食べていた。

こちらは店内を物色して店員さんがラスト一つとアピールしていたドーナツをゲットして、携帯補給食とリアルゴールドを摂って、次の峠佐々里峠へ臨む。

お尻ケアもして、約30分の休憩となった。

一年半ほど前にフレッシュチームでキャンプをした美山町自然文化村 キャンプ場の前を通過。あの沈下橋を渡った先がキャンプ場だ。

そしてその近辺にある地蔵の湧水にも立ち寄った。ここは通過する度いつもお世話になっている。

地蔵の湧水

水面にはアメンボが泳いでいて水生植物も育っているので、微生物満載のはずだが気にしたら負けだ。

ボトルを満タンにし由良川を遡上し続けて佐々里峠へ向かう。

自動車の通行が少なくて狭い道路だが雰囲気の良い区間で好み。

どこかの分岐から由良川支流の佐々里川沿いを進む。

雰囲気が良くてついつい写真を多く撮ってしまった。

佐々里の村に到着。進行方向は直進(府道38号)だ。後で調べてみると右方向(府道370)はいつか走りたいと思っている八丁林道方向だということが分かった。また来なければ。

人さみしい感じがして本当に良い雰囲気である。

峠道へ入る。

こういう道が好物です。

ここではしっかりと拝んでおきたいものがあって、それがこの脇谷。

細い尾根筋によって2本の谷筋へ水道が分けられている。

なんとなくここはお気に入りである。

脇谷を越えるともうすぐピーク。稜線が低くなってきた。

ピーク手前で杉の巨木を発見。迫力があった。

そして無事17:50頃PC5佐々里峠に到着(214km、13:00)。

暗くなる前に下り区間へ入れてよかった。

しばらく停車していると、虫の大群より歓待を受ける羽目に。補給食を摂ろうかと思っていたがメマトイにまとわりつかれながら食べる気にならず早くここから離れたかった。

峠の先を眺めると、桜が咲いている。

峠の季節はまだ春だ。桜の花見ができるとは思ってもみなかった。

薄暗くなりつつもまだ完全に日没とまではいかない中、下り区間へ突入。

佐々里峠からの下りでも桜が咲いていた。

桂川(大堰川、保津川)沿いを下る快走路。30km/h以上で走り続けられる。ここまでのんびり走っていたので脚が残っていた。

50分ほど走って少し疲れたところでペースを落とそうということになり、まったりモードへ戻る。佐々里峠で補給をしていなかったので空腹感も若干感じていた。

ちょうどお誂え向きにコンビニPCのすぐ近くまで来ていて、19:00頃PC6ファミリーマート 京北周山町店に到着。(14:15,247km)。

ここでは夕食を、ということでがっつり系ぽかった特盛カレースパゲティを選択。

食べ応えがあったのだけどなぜか1時間後くらいに空腹感を感じた。案外消化が良く腹持ちが悪い。

ここからは軽い峠越えがいくつかある。

あたりは完全に日没していて、暗闇の中を走るがどうやら桂川沿いの峠だった模様。またそのまま桂川沿いに下ると、日吉ダムへつながっていたようだが、コースは峠越え。

しかも真っ暗な林道でなかなか不気味だった。本当ならこういうところを夜に走りたくないw

暗闇の中で峠越えかと思ったら違った区間が下地図の地形。

谷の中の狭い平地、ここはなんというのだろう。谷底堆積低地が正しいのだろうか。

谷の中にある平らなところ「谷底低地」
名前がそのまますぎてここに書くことがない

そこも越えて真夜中の田園風景。月夜だったのだろうか、田んぼが光を反射している。

トンネル峠を一気にくだって亀岡盆地へ降り立つ。

ずっと山の中を走っていたので、盆地の広さと平坦な道が新鮮に感じた。

保津川下りで有名な保津川(桂川、大堰川)を渡り、最後の軽い峠へ。

亀岡茨木線を自動車とともに走る。

峠を越えて下り区間の終盤は、茨木市の高架橋の下りで高所恐怖症スイッチが入り本当に怖かった。

ヘロヘロになりながらゴールPCとゴール受付を終えて終了。

まとめ

初出走した茨木ブルベ。

才の神の藤と佐々里峠付近が見どころでなかなか楽しいルートだったと思う。

過去のブルベのあれこれを思い出せるのも良かった。

茨木は自宅から案外近いのでまた出走できる。

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