前の記事、異音が発生するので駆動系パーツを新品に交換する(組付け編)の続き。
前回までのあらすじ
ペダリング中に【ガコッ】という異音がたびたび発生するようになり、走行距離40,000kmを超えたパーツが多い駆動系を一度に刷新した。
交換したパーツ
・アウターチェーンリング FC-RS500 52T BLK(Y1PR98060)
・インナーチェーンリング FC-RS500 36T BLK(Y1PR36000)
・スプロケット CS-R8000 11-28T
・チェーン CN-HG601-11
前と同じ歯数構成・クランクを使うことを条件にパーツを選んだ。
- チェーンリングは 5アーム 52/36 PCD110mm
- スプロケットの歯数構成は 11-28T
難しかったのはアウターチェーンリングの入手で、昨今のパーツ品薄の影響をモロに受けて2021年10月31日に発注し、届いたのが2022年1月28日という、発注から3か月間待つことになった。
2022年2月11日にパーツ交換作業を終えて、1ヶ月間約1,000km使った経過を書いていく。
異音が消えるまで
駆動系パーツ刷新後
【フロント変速がキビキビ決まる!】
というのが一番の感想。
これは当たり前のことで、交換する前のチェーンは走行距離8,000kmを超えていてかなり伸びていたはず。チェーン関節部の横方向への遊びが増えるとフロント変速不良が進行すると思う。
(リヤディレイラーの構造上リヤ変速にはチェーン伸びの影響が少なさそうに思うがどうだろう)
変速はバッチリ良い感じになり、異音もその調子で解消するかと思いきや普通に【ゴリッ】と発し続けたCAAD12。
オール新品に交換しても異音が消えないので、一時は【チェーン、チェーンリング、スプロケットの嚙み合わせ由来の異音】では無く、【後輪フリーボディ内部】が原因の可能性や、ただ単に【スプロケットにチェーンがうまく乗っていない為】に異音がするのかといろいろと考えた(ダブルレバーをフリクション式で使っているために起こる)。
でもフリーボディ内部のようなこもった音ではないし、明らかにスプロケット付近から聞こえる。
異音がするたびに逆回転ペダリングでリヤ変速がミスっていないかを確認していたけど、シフター調整ミスが原因でチェーンとスプロケットがずれていることも無さそう。
その後様子を見ながらしばらく乗り続けていると、駆動系パーツ刷新から約一か月後、走行距離1,000kmに迫るあたりから、異音発生頻度が徐々に減ってきている。
チェーンとスプロケットのなじみが出てきた影響かもしれない。
まとめ
ペダル踏み込みで起こる【ガコッ】という異音発生頻度が減ってきている。
新品交換後走行距離1,000kmに迫る辺りから異音発生頻度がかなり少なくなっているので、
- パーツ交換前の異音は、駆動系摩耗による異音
- 新品交換後1,000kmまでの異音は、パーツ同士のなじみが出ていないことによる異音
という感じかなと思う。
追記
本当の原因は、ホイール後輪のフリーボディ摩耗であることが分かりました。
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