2024年ブルベ BRM1026近畿200km丹波篠山 新そば前線南下中に参加した話。
参加動機
今年は6月のSR600【DNF】最後に、約4ヶ月左ふくらはぎ肉離れで、ブルベはお休みしていた。
復帰第1戦目、ゆるふわ(?)グルベで身体の調子を見るため、参加をすることに。
コース
兵庫県丹波篠山市から、兵庫県中北部を反時計回りに巡る。
ブルベのお題に従い、ルート西北端の豊岡市出石で【出石そば】を食べるのが目標。
標高グラフを見ると割とアップダウンがあるが、お蕎麦を食べる時間はあるのか。
準備
走行中の気候は、曇り予報、気温は15-23℃。
ウエアは、
- スマートウール製半袖メリノウールジャージにアームカバー
- インナーはモンベル製ジオラインL.W.半袖
- 下はパールイズミツアーパンツ
念の為の上下レインウェアと輪行袋を、ORTLIEBサドルバッグMに格納。
スタートまで
スタート地点の篠山口駅までは当日朝に自動車で移動。所要時間は1時間。
3:20起床、30分程で準備を済ませ自宅発。
5:00頃到着し(篠山口駅周辺の駐車場は100-300円/24hと格安で助かった)、10分ほど一眠りしようとしたが、お腹が動き出して駅前トイレへ行き、そのままスタート受付へ向かった。
主催の方と話をしたり、持参の朝ごはん(あんバターサンドイッチ)を食べている間にブリーフィングが始まり、スタートへ。
走行
まだ薄暗い中スタート。
全行程足の調子を見るため、ゆっくりマイペースで走る。
ほぼ同時に参加者のほとんどが出発したようで、大人数で列車を作っていた。
マイペースに走りたいと思っていたところ、篠山川でイノシシを発見。
写真を撮っている間に見えている範囲で最後尾まで下がることができた。
すぐ先で日中は観光客でにぎわう本通りを通過する。
県道301号【本郷(幅員狭小)】方面へ進む。
事前のルートチェックで、この辺りから登りが始まるのが分かっていた。
あの山の方角へ進む模様。
いい感じの村の裏手から山へ入る。
しばしのヒルクライムのあと、PC1に到着。(15.8km 0:56)
この山上の休憩場所(大たわ峠)はビュースポットと
ボットン便所があった。
ここで3人程の参加者の方々と出会い、お先にリスタート。
しばらく下り基調が続き先ほどの3人の方々に抜かれて、菟原(うばら)交差点へ到着(珍しい地名なので撮影してしまった)。
(こことは直接関係ないが)兵庫県神戸市の一部と芦屋市は昔は菟原(うはら)郡だったそうな。【菟】とは【兎】の異体字らしい。
さらに進むと岼(ゆり)という地名も発見。
山の中腹の平らな場所、という意味だそうな。
確かにこの辺りは平で、この先に峠・左右方向に小高い山があった。
その先はR173号へ合流して北進し、須知山トンネルを越えて下り区間へ。
綾部市街地へ入り、PC2グンゼ記念館に到着。(46km、2:15)
綾部市はグンゼ発祥の地だそうな。グンゼ周囲は落ち着いたきれいな街並みだった。
綾部市から西進し、福知山市へ。
そこで既視感のある交差点に出た。
このR9号線とR175号線の分岐。見覚えがある・・・あれは確か・・・
2年半前に丹後半島ライドへ行った際に通過した交差点だった。懐かしい。
気温は16℃。着用ウェアでちょうど過ごしやすいか少し暑いぐらいだった。
京都府福知山市から兵庫県豊岡市へ。
出石までもう少しだが、尿意に耐えきれなくなってきた。
ちょうど良さげなトイレを発見して使わせて頂く。
リスタートすると後ろからジーパン&長袖スウェットの有名なランドヌールが来られる。
スタート受付をして頂いたが、あの服装のままブルベ出走されるとは予想外であった・・・
しばらく走り無事出石へ到着。
時刻は10:40頃で、良さげな蕎麦屋さんの前にいる参加者に聞くと【11:00開店】とのこと。
少し早すぎたのか・・?と思いながら10:30開店の蕎麦屋さんを探すことに。
他の参加者が入ろうとしている店舗があったが、混み合って時間がかかるかも、と思い他の店舗を探すため出石町内をしばし徘徊。
人通りの少ない町の北側に開店中のお店を発見。
出石定番メニューの皿そばを注文。
これだけでは量が不足していると思ったので、TKGも頼んだ。
美味しかった。
が足らない感じが否めず、めんつゆと蕎麦湯を駆使してカロリーと水分を身体に入れておいた。
満腹となり、忘れそうになっていたPCの写真撮影へ。
PC3 辰鼓楼。(101km,5:17)
最後尾だと自覚しているが、参加者の姿が4名しか見当たらない。
お蕎麦を食べていないのか、既に食べ終わってリスタートし終わっているのか。
(100kmで5時間程だからブルベ的に遅いとも言えないペースなのだが)
このブルベ参加者は猛者が多そうだ・・・
リスタートし出石を後にして、八鹿町へ向かう。
八鹿町へ入ると円山川(別名朝来川)を28kmさかのぼり、激坂区間へ向かう。
川沿の国道では無く、旧街道然とした道を引いてくださっていて、とても良いサイクリングができた。
途中、雲海で有名な竹田城跡を下からパシャリ。
円山川沿いを20km程走っていると、頭痛、寒気、身体のだるさ、という風邪症状3点セットに見舞われる。
このタイミングで風邪を引いたのか??とDNFが頭をよぎったが、調子が悪くなればとりあえず補給を、と思い激坂区間手前のラストコンビニに入る。
空腹感はゼロだったので控えめにオムそばとからあげクンを。
食欲が無い中無理やり食べていると、頭が冴えてきて不快な症状が消えた。
どうやらハンガーノックだった模様。
コカ・コーラ500mlを一本追加購入してリスタートする。
PC4 山の神公園 オブジェ。(140km,7:30)
この辺りは芸術的なオブジェが他にもいくつかあった。
この先の道はつい先日走ったので勝手がわかる。結構きつい。
坂区間に入り、多々良木ダムを通過する。
多々良木ダムは水力発電目的の人造湖で、山上にある黒川ダムとの間で揚水発電をしている。
ダムを過ぎると、激坂区間が現れる。
最大15%、10%前後が3km程続く。
先ほどハンガーノックを起こしたので、坂区間を使って携行しているナッツを食べながら進む。
山上まで上がると先ほど通過した多々良木ダムを眺望できる。
ピークを越えると、黒川ダムへ出る。
黒川ダムもなかなか良い。
下から眺めても良い。
この先はおおむね下り基調、時々上りというほぼゴール気分で進める。
だがなんとなく胸焼けを感じる。
ナッツを食べすぎたのかもしれない。
かといって何も食べないのはまたハンガーノックを起こすとやっかい。
ということで、念のためたまたま発見したローソンへ立ち寄り補給をすることに。
胃に優しそうなinゼリーを飲む。がなぜかマルチミネラルを選択した。結構鉄っぽくて胃に優しかったのかどうかは不明である。
ちなみにこのローソン 青垣町小倉店には既視感があって、昨年走ったブルベで帰り道に補給をしたところだった。
丹波市の氷上町内へ入り、PC5 たんば黎明館へ。(186km,10:00)
日の入りが早くなりつつあり、薄暗くなっているのでライトONしてリスタート。
最後の上り、鐘ケ坂トンネルを越える。
トンネルの山は壁感があった。
トンネルを越えると丹波篠山市に入り、少し走るとゴールへ。(10:42)
おわりに
久しぶりのブルベで200kmのロングライドができた。身体の方は最後の上り区間で左ふくらはぎや腸脛靭帯付着部に若干の違和感を感じたが、支障なくゴールへ。
今回はあまり力を入れず走ったので脚にも優しかったのかもしれない。
逆に最近あまり走っていなかったからか、今よりもペースを上げて走ることも難しいと感じた(割と疲労感があった)。
目標の出石そばを食べることもできて良かった。
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