この記事では、Googleマイマップでウェイポイントを作成し、そこにRide with GPSからのルートを合わせ一つのGPSデータを作り、PC上へエクスポートするまでの手順を載せている。
- (この記事)Ride with GPSからブルべの走行データ(GPX)を手に入れる
- (この記事)Googleマイマップでウェイポイントを作りブルべ走行データを重ねる
- (この記事)Googleマイマップから走行データとウェイポイント情報が入ったKMZを手に入れる
- (次の記事)カシミール3DにKMZを入れてトラック間引きをしてからGPXでエクスポートする
Googleマイマップを開く
Googleマップでウェイポイントを作成するには、Googleマイマップを使う。
Googleマイマップへの入り方はいくつかあるが、Googleマップ 左上のメニュー から入れる。
メニュー一覧が開かれるので、 マイプレイス をクリック。
- マイマップ
- 地図を作成
の順にクリックする。
これでGoogleマイマップで地図を作成する画面が開ける。
Googleマイマップでウェイポイントを作る
ここからはGoogleマイマップの画面。
デフォルトの”無題の地図”(GPSデータが何も乗っていないまっさらな状態)にウェイポイントを作っていく。
ウェイポイント作成後、ウェイポイントの情報修正をするとeTrexで使いやすくなる。
ウェイポイント作成
まずはウェイポイント作成の手順。
検索窓に 検索したい地点名 を入力する。
今回は例として、スタート地点のコンビニ名を入力する。
すると、地図がクローズアップされて、地点名の詳細が表示される。
詳細ボックスの 地図に追加 をクリックする。
これでこの地点がウェイポイントに登録された。
ウェイポイント情報修正
ウェイポイントの情報をeTrex上で使いやすいよう修正する。
まず、 🖊(編集します) をクリックする。
ここで ①ウェイポイント名(WP名) と ②eTrexの備考欄に表示できる情報 を書き加える。
①ウェイポイント名の修正(これはスタート地点なので”スタート”と追記した)
②備考(eTrexでは記入した情報を見れる。スタート受付の”4:00-4:30”と記入)
①と②が記入できれば 保存 をクリックする。
ウェイポイント完成
上二つの項目
- ウェイポイント作成
- ウェイポイント情報修正
の作業をウェイポイントごとに繰り返す。
8ポイント作成してみたのが下の地図。
マップ上に赤いマーカーが8つ並んでいる。
マイマップに走行ルートをインポート
ウェイポイントだけ地図に写しても、正しく作れているのか分かりにくい。
走行ルートのGPSデータをインポートし、地図にウェイポイントとルートを重ねて表示し確認する。
今回例に使わせてもらっているRide with GPSの【BRM104近畿200km神戸 お正月伊勢参りLucky Arrow(N2BRM)】からエクスポートしたGPXを、ウェイポイントを作ったGoogleマイマップにインポートする。
Ride with GPSからGPXをダウンロード
まず Ride with GPSの地図を開く (下の地図をクリック)
次にRide with GPSの画面で
- GPXファイルをエクスポート
- gpxファイルをダウンロード
の順にクリックし、GPXをダウンロードする。
Ride with GPXからダウンロードしたGPXをGoogleマイマップにインポート
先ほどのマイマップ画面で、 レイヤを追加 をクリックする。
次に
- インポートをクリック
- デバイスのファイル を選択をクリック or ドラッグアンドドロップ
でRide with GPXからダウンロードしたGPXを読みこむ。
これでマイマップに走行ルートをインポートできた。
ざっと見た感じ走行ルートに沿ってウェイポイントが作成できている。
合っているか気になる場合は、一つ一つのウェイポイントを拡大する等して詳細な場所の確認をする。
ウェイポイントと走行ルートをGoogleマイマップからエクスポート
ここまでで、ウェイポイントと走行ルートをGoogleマイマップ上に作成できた。
ここからは、マイマップからウェイポイントと走行ルートのGPSデータをPCへエクスポートする。
先ほどと同じマイマップの続きで
- ” ⁝ ”をクリック
- KML/KMZにエクスポート をクリック
KML/KMZにエクスポートという画面が浮かぶので
ダウンロード をクリックする。
これでGPSデータ(KMZ)をダウンロード完了
まとめ
ここまでの作業で以下の二つのデータ
- Googleマイマップで作成したウェイポイント
- Ride with GPSからインポートした走行ルート
が一つのKMZファイルとしてPCに保存できた。
自分はeTrex30xを使っていてKMZそのままではeTrexでは読み込めないため、この後KMZをGPXに変換する作業が必要になる。
さらに【Ride with GPSからインポートした走行ルート】をeTrexでそのまま表示させることは、トラックポイント上限問題に引っかかる恐れがあるので、別のソフトでトラック間引きをした後、eTrexへインポートした方が良い。
次の記事ではこれら2点
- KMZ→GPXに変換
- トラック間引き
をカシミール3Dでする方法を載せている。
まとめると下のような流れ。
- (この記事)Ride with GPSからブルべの走行データ(GPX)を手に入れる
- (この記事)Googleマイマップでウェイポイントを作りブルべ走行データを重ねる
- (この記事)Googleマイマップから走行データとウェイポイント情報が入ったKMZを手に入れる
- (次の記事)カシミール3DにKMZを入れてトラック間引きをしてからGPXでエクスポートする
二つの記事に沿って作業をするとRide with GPSの走行データをウェイポイント付きでeTrexに表示できる。
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