動機
チェーンリングボルトの取り付け・取り外し作業で、ボルトオス側とメス側が共回りするようになり交換をすることに。おそらく締め付けトルクのかけすぎによるもの。
ボルトの共回りにより、ボルトの締め付けが不十分になるだけでなくて、外したい時に簡単に外せなくなるのが困る。
(共回りを防ぐのに、六角レンチだけでなく別の工具(千枚通しや金属製の定規など)を使わないといけない。)
自宅内作業であれば対応できるが、ライド中のトラブルが起こった場合に六角レンチだけで作業できないと対応できなくなってしまう。
不具合のあるチェーンリングボルトを交換することにした。
購入したチェーンリングボルト
シマノ製品でチェーンリングとスパイダーに合うものを購入した。
ちなみにチェーンリングとスパイダーの仕様は
- 5アーム 52/36(フロントダブル)
- PCD110mm
- 11速
で、スパイダー側はキャノンデール完成車付属品、チェーンリングはシマノ製品(以前交換した)。
購入したチェーンリングボルトは、FC-7800 GEAR FIXING BOLT & NUT X5SETS Y1F398050。
Y1F398050はFC-7800時代のもので10速用製品だけれど、今回11速ギアにも問題なく使えた。
交換前のチェーンリングボルトと比べてみると全く同じものなので【同一製品に交換】ということかもしれない。(前交換したときの記録が無い)
交換作業
5アームスパイダーなのでチェーンリングボルトも5つ。
そのうち3つ共回りしてしまう状態で、メス側ボルトを千枚通しで固定した状態で六角レンチを使って取り外していった。
取り外した共回りするボルトを、手で回転させてみると割とスムーズに回るが一部引っかかりを感じる。
共回りするということは、チェーンリングボルト同士を回す抵抗が、チェーンリングのねじ穴とチェーンリングボルトの摩擦よりも高くなっているということ。
強すぎるトルクで締めすぎたせいで、チェーンリングボルトのねじの溝が変形し抵抗が増しているのかもしれない。
交換後の新しいチェーンリングボルトでは、共回りもせず締め付け・緩め作業がスムーズになった。
まとめ
チェーンリングボルトを3つ交換しスムーズに作業ができるようになった。
屋外などでの急な作業でも対応ができるので安心。
チェーンリングボルトの締め過ぎには注意したい。
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