私の2024年版ロードバイクの洗車方法の記事
自転車本体

Cannondale CAAD12(リムブレーキ)。
2016年モデルなので乗り始めてかれこれ9年が経とうとしている。
走行距離は5万キロを超えるが現役ジテツー&遊び用自転車。
洗車の環境
屋根なしガレージで、メンテナンススタンドに乗せて水洗車。
道具
- メンテナンススタンド
- チェーンキーパー
- バケツ
- ホース
- チェーンクリーナー
- 中性洗剤
- チェーンオイル
- ウエス
と、以下のようなブラシを数本。
- チェーンクリーナー用
- フレーム用
- 細い部分用
- 中性洗剤仕上げ用
メンテナンススタンド

ロードバイク洗車ではフォーク、BBマウントのタイプをメインで使っている。
360°全方位からさわれるので洗車に向いている。
チェーンキーパー

このチェーンキーパーは10年ほど使用しかなり傷んでいるが、チェーン洗浄力を期待していないので、とりあえずチェーン保持と回転さえしてくれれば大丈夫。
チェーンクリーナー
チェーンクリーナー選びは快適な洗車に重要なポイント。
洗車環境や方法によってベストチョイスは変わるはず。
個人的には屋外洗車メインなので、その視点でクリーナーを選ぶ。
(↓のリンクを貼っているクリーナーは全て洗浄力が高めです)
水洗いオッケーなタイプが使いやすいが、製品によっては洗浄力の低いもの(ハズレ)がある。
溶剤系は洗浄力が概ね高いが、灯油が安価で洗浄力も高いのでそれで十分な気もする。
個人的には霧吹きスプレータイプが使用量がはっきり分かり使いやすい。
溶剤缶タイプは移し替え用カップと塗り込むブラシが必要。
ガス缶スプレータイプはガス成分が多く噴霧される洗浄液が少ない製品がたまにある。
中には粉末状の製品もある。使い方がハマればフィットする人は多いと思う。
台所用中性洗剤
台所用中性洗剤は、チェーンクリーナー落としと、フレームなどの簡易的な汚れ落としに使う。
(ほとんどの)チェーンクリーナーで洗浄したチェーンには汚れを含んだ油分が残留し、水洗いとウエス拭きで取り除くことは難しい(指でチェーンを触ると分かる)。油分落としに中性洗剤洗浄は必須の工程になっている。
台所常用品のキュキュットを流用。
チェーンオイル
チェーンオイルの拭き上げでチェーン洗浄の出来栄えを確認できる。
ブラシ

ブラシは4種類。
チェーンクリーナー用で、チェーンとスプロケットをブラッシング。
中性洗剤用で、タイヤ/リム、チェーン、スプロケット、チェーンリングをブラッシング。
細い部分用でブレーキシューやキャリパーブレーキ、ディレーラーの隙間をブラッシング。
フレーム用でフレームの汚れを撫で落とす。
ウエス
汚れを拭き上げられれば何でも良いので、綿タオルの布端なんかが使いやすい。
自分は、チェーン洗浄結果が分かりやすいという理由でワイプオールを使う事が多い。
洗車作業流れ
セッティング

- メンテナンススタンドに自転車を載せる
- 前後ホイールを外す
- チェーンキーパー取り付け
チェーン洗浄
自転車で1番汚れるチェーンから洗う。

まず、好きなチェーンクリーナーでチェーンをブラッシング。

汚れが浮いたら水で流す(溶剤系はウエス拭き上げ)。

これを繰り返す(洗浄力が高いクリーナーであれば2度で良い)。
次に、中性洗剤を溶かした水をバケツに貯めてチェーン、チェーンリング、など駆動系とディレーラーをブラッシング。


スプロケット洗浄も同じ手順で行う。

水で流してウエスで拭く。

これでチェーン洗浄と脱脂が終わる。
その他の洗浄
- リム
- ブレーキシュー
どちらも中性洗剤で洗浄をするが、ブレーキシューは細めのブラシで溝からゴミをかきだす。

リムはブレーキシューの泥状化した汚れをブラシで洗い流す。

フレームはサッとブラッシング。
全体的に中性洗剤で洗った箇所は、シャワーで洗い流す。
フレームに汚れたチェーンオイルなどが付いていれば、何かのクリーナーで拭き取る。


注油
まずはチェーンにお好きなオイルを注油。
(意味があるのか分らないが)リンク内に油を入れるイメージで左右チェーンプレートとピンに一周ずつ(計2周)さす。
終わればプレート表面一周に指で油を広げる(プレート表面はフリクションロスには関係がない、と昔何かで読んだが防錆の為)。
最後にウエスで余分な油を拭き上げる。ここで洗浄結果が分かる。

次にプーリー(ブッシュプーリーの場合)に注油。鳴き予防。

確認

フレームやホイールの水を軽くきる(拭き上げる)。
組み立て後軽く走り、ブレーキと変速に問題無いか確認して終わり。
終わりに
2024年現時点での洗車工程を書いてみた。
重要視する駆動系とブレーキ系に重点を置いた洗車で、フレーム塗装保護はほぼ考慮していない(経年劣化により塗装はかなり傷んでいる)。
行程は年々簡略化・時短が進んでいる。
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