動機
2週間に一度ぐらいの頻度でチェーン洗浄をしており、使っているチェーンクリーナーの種類や液性(中性~アルカリ性)も様々。また水かけチェーン洗浄も普通にしているし、速乾性のパーツクリーナーも使っている。
そんな状況で使われているチェーン内部の錆や汚れ具合はどうなっているのか気になったので、分解して中身を覗いてみることに。
分解するチェーン
2021年3月21日に換装したCN-HG601が分解の対象。
2022年2月11日に分解するまで、約11か月間8,500km走行に耐えてくれた。
分解
チェーンカッターを使って普通に分解していく。
プレート(インナーとアウター)、ピン、ローラーに分解できた。
アップで見てみると、プレートの内側には汚れが溜まっているのが分かる。
チェーン洗浄直後だがこれだけ溜まっているということは、チェーン内側の汚れを完全に落とすことは難しいのかもしれない。
汚れの蓄積は分かったので、錆がないかを確認するため汚れを落として再度見てみる。
錆はあるか
6ピッチを分解洗浄してみたところ、チェーン内側に錆は見られないことが分かった。
どうやら今までのチェーン洗浄の方法で錆は発生しない模様。
ただ分かることはそれだけで、例えばシマノのフッ素加工技術 SIL-TECがどれだけ残っているのかや金属疲労の程度等は分からない。シマノのアナウンスではチェーン洗浄には中性洗剤を使うように指示がある(酸性やアルカリ性洗剤は使ってはいけない)。
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