KURE CRC チェーンクリーナーのレビュー記事。
製品情報
シールチェーンをはじめあらゆる金属チェーンを洗浄し、汚れによるパワーロスを解消します。
スプレータイプなのですみずみまで洗浄剤が浸透して、汚れをしっかり落とします。
防錆剤を配合しているので洗浄後のサビの発生を抑制します。
成分:防錆剤、石油系溶剤
内容量:480ml
製品サイズ:222×Φ66(mm)
製品重量:440g
成分:防錆剤、石油系溶剤
内容量:480ml
製品サイズ:222×Φ66(mm)
製品重量:440g
消防法分類:第1石油類、危険等級Ⅱ
KUREより
pH
pH試験紙でチェックしてみると、pH6の値に一番近いので、液性は中性だと思われる。
使用方法
KURE CRC チェーンクリーナーは溶剤系チェーンクリーナー。
使用方法は
【缶を良く振ってチェーンに拭きかける。(簡略)】と缶の説明書きにある。
今回の作業では、
スプレー→ブラッシング→ウエスで拭き上げる→中性洗剤で洗う→流す
という手順で行う。
洗浄前のチェーンの状態は下の写真。
新品チェーン使い始めから450km走行のチェーンを洗浄した。
スプレー
チェーン全周へスプレーする。
以前は臭いを強く感じたように思うが、今回使って見るとパーツクリーナーのような香りでそれほど強い臭いではないように思う。
ブラッシング
チェーン全体チェーンクリーナーが揮発せずとどまり、ブラッシングをすると汚れを溶かしてくれるのが分かる感じがする。
10分ほどすると揮発するみたいなので、スプレーしてからはやめにブラッシングをした方が良い。
ウェスで拭き上げる
溶剤系チェーンクリーナーなので、スプレー後はウエスで拭き上げるのが良いと思う。
(説明書きにはスプレー後のことは書かれていない)
反復
ここまでの
- スプレー
- ブラッシング
- ウエスで拭き上げる
を汚れがある程度落ちるまで繰り返す。
今回は3周行った。
中性洗剤水で洗い流す
仕上げに中性洗剤を使ってブラシでこすり洗い流す。
そのあと水分をウエスで拭き上げる。
仕上がり
チェーンをウエスで拭き上げた状態は下の写真。
この状態を見るとほとんど汚れがウエスについていないことが分かる。
次に指でチェーン全周をこすって汚れの残留を確かめてみる。
擦った後の中指を見るとうっすら汚れが移っている。
この程度の汚れだと洗浄力は高いように思う。
最後にチェーンオイルを塗った後の写真。
チェーンオイルで溶解した汚れがウエスに移っている。
少し汚れが残留していた模様。
スプレーの量が足らなかったか、もしくは洗浄力の限界だったか。
水溶性ではないので水洗いの効果は限定的になってしまうことも影響していそう。
下は仕上がりの写真。
表面上の汚れはしっかりと落とせている。
まとめ
洗浄力の高いチェーンクリーナーだと思うが、最後のチェーンオイルを塗った後汚れが溶解してくるのが気になる。
この点はもう少し使って見て様子を見たいと思う。
臭いに関しては、以前使った時は油臭く感じたが、今回は臭いが少なく感じた。
以前はスプレーノズルを付けずに使わず、今回はノズルを付けてスプレーしたので、その違いが臭いの差に出たのかもしれない。
チェーン洗浄中にフレーム等に汚れが散って汚れてしまうので、作業後はフレームを拭き上げた方が良い。
私はフレームの油汚れ落としはKUREのパーツクリーナー プラスチックセーフを使っている。
洗浄力
洗浄力は高いが、汚れの残留具合が気になるところ。
使いやすさ
取り外しタイプのスプレーノズルなので若干使いにくい。
(やはり折りたたみノズルの方が使いやすいので。)
溶剤系チェーンクリーナーで、ウエスで拭き上げる必要がある。
(水洗いだけでは汚れが落ちない)
フレームに汚れが付着する、など全体的に油っぽい作業になってしまう。
臭い
今回使った時は低臭に感じた。
このレベルの臭いだとあまり気にならない。
ノズルの有無で周囲に散布する程度が違うのかもしれないが、はっきりとは分からない。
価格
1000円以下で購入できる。安い。
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