【チェーンクリーナー】WAKO’S パーツディグリーザーのレビュー

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メンテナンス
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WAKO’S パーツディグリーザーのレビューの記事。

製品情報

成分:非イオン系界面活性剤 石油系高沸点溶剤

特長:機械部品に付着した頑固な汚れを素早く落とし、水で簡単にすすぎ洗いができる洗浄剤です。

防錆剤配合により、洗浄後の錆の発生を抑えます。

低臭性で、さらにOECD301C法にて約80%の生分解性をもつ環境にも配慮した商品です。

用途:自動車・オートバイ・建設機械・自転車等の金属部品の洗浄。シールチェーンを含めたチェーンの洗浄。ベアリング等のグリース洗浄。湿式フィルターの洗浄。

内容量:300mL

製品記載より一部抜粋

ボトル缶タイプのパーツクリーナー。

この製品の特長は、洗浄力が高く、水洗いができること。

pH

pH試験紙で液性を確認。

pH6-7の間くらいの色を示しているように見える。

中性だと思う。

使用方法

①受け皿に洗浄したい部品を入れ、パーツディグリーザーを適量注いでください。

②もみ洗いやブラシ等でこすり洗浄、または部品に刷毛ぬりしてください。

③パーツクリーナーや水で十分に洗い流した後に乾燥させ、必要であれば防錆潤滑剤等を塗布してください。

※汚れが軽度の場合は浸漬せずに、ブラシ等のこすり洗いのみで十分洗浄できます。

製品記載より一部抜粋

今回はチェーン洗浄をメインにするので、

  1. 刷毛でチェーンに浸透させる。
  2. チェーンをブラッシングする
  3. 中性洗剤で水洗いをする

という流れで作業をする。

汚れ具合

洗浄前の駆動系汚れ具合をチェック。

走行距離300km程度。チェーンも変速機も全体的にしっかり汚れている。

別の容器へ移す

ワコーズパーツディグリーザーは液体缶タイプなので、別の容器へ必要量移し替える。

子供用コップに50mLほど入れる

臭いはかなり低臭で作業中も一切気にならない。

刷毛でチェーンへ塗る

容器に移したパーツディグリーザーを、刷毛を使ってチェーンに全周塗っていく。

チェーンのローラー内部までしっかりと浸透させるため、ローラーを指で押して回すと良いらしいのでこの作業も行った。

ブラッシング

チェーン全周にパーツディグリーザーを塗りこめたら、ブラシでチェーン全周をこする。

チェーンクリーナーによく付属しているブラシを使う

汚れとパーツディグリーザーをしっかりと混ぜ合わせるような意識でやってみた。

中性洗剤水で洗い流す

中性洗剤を溶かした水を使って、ブラシでチェーンを何度もこすり洗う。

水に溶けた汚れがチェーンから流れ落ちるのが分かるので、目視で汚れが見えなくなるまで反復した。

繰り返し

  1. 刷毛でチェーンへ塗る
  2. ブラッシング
  3. 中性洗剤で洗い流す

この作業1サイクルではチェーン内部の汚れが残っているのが確認できたので、今回は2回繰り返した。

仕上がり

最後に、水で洗い流して完了。

仕上がりを確認するのにワイプオールで拭き上げてみた。

ワイプオールで拭き上げると少し汚れが付く

水と一緒に汚れが出てくる。

まだ内部に汚れが残っている様子。

次に、指でチェーンをこすって汚れを確認してみる。

中指でチェーン一周こする
中指に汚れが付着している

指にも少し汚れが移る。

最後にチェーンオイルを塗った後に拭き上げた状態を見てみる。

チェーンオイルに溶けた汚れを拭き取ることができた。

若干の汚れ残りが確認できる。

しかしこの程度の汚れなら、実用上問題にはならない。


駆動系全体の仕上がり。

今回、チェーン、スプロケット、ディレイラーやフレーム、ホイールにも塗り拡げて全体的に洗浄をするようにしてみた。

油汚れが強く残るような感じはないし、水洗いができる点で浸食性を気にせず使える。

スプロケットを見ると少し表面の汚れが残っている。

フロントディレイラーの凹凸の部分にも汚れが残っている。

この辺りの固着している汚れ落としは、刷毛やブラシの使い方の影響もあると思う。

まとめ

ワコーズパーツディグリーザーは、臭いが少なく、水で洗い流せて、洗浄力の高い、高性能ディグリーザー。

素材に対しての浸食性が低いので、ディレイラーやホイール、フレームにもそのまま塗り拡げて使ったりできるようだけど、説明書きにもあるが浸漬はダメなのですぐに洗い流した方がよさそう。

色んな箇所に仕える便利な製品だが、欠点は高価格な点だ。

刷毛を使ってうまく塗り拡げていくこと、汚れとパーツディグリーザーを混ぜ合わせること、パーツからしたたり落ちるほどは使わない等適量で使うこと、等がコストを抑えてうまく使うコツかと思う。

洗浄力

洗浄力は高い部類。

必要十分な洗浄力で、これで実用上困ることは無いと思う。

使いやすさ

色んな用途で使えるので、一つ持っていると役に立つ。

水で洗い流せるのはとても使いやすい。

臭い

使用上臭いはしないレベルの低臭。

ボトルに鼻を近づけると、土粘土のような臭いはほのかにする。

価格

2000円オーバーなので高価な部類。

さらに容量が300mlと少量なので、割高感は否めない。


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