【ブルベ 200VT】BRM321近畿200km神戸(甲) VALE TUDO Stage.1 Twilight ROKKOに参加した話【DNF】

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体験
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2023年3月21日、いわゆるVT200に参加した話。

前日までの準備

毎年恒例にしたいブルベ、神戸200VT。

去年参加し完走したが、前半からペースを早めて、中盤で補給ミスにより失速、終盤の六甲山上りは地獄を見た。

完走はしたもののなんだか納得がいかない。

今年は、去年よりも余裕をもって走りたい、タイムよりも精神的に余裕がある感じでゴールしたい、という気持ちでいた。

準備という準備は、昨年から続けている筋トレ。

この冬はMTBに乗るのに時間を使っていて、ロングライドといえばカキオコ300に出走したり

ふと思い立ち京都の神明峠を目指して走りに行ったりした程度だった。

3月21日VT200を走った後に4月21日ランドヌール熊本のフレッシュへ参加する日程なので、VT200をクリアした上で自信を持ってフレッシュに出走する、という理想を抱いていたのだった。

当日

7時スタートなので、スタート受付のHAT神戸に6時20分ごろ到着する。

当日の天気予報は曇り後雨。

お昼頃から軽く雨に降られるのだろうな、と思っていた。

スタート地点では曇り空。

事前に参加表明されていた彩さんや、神戸ブルベお馴染みな何度かお見かけする人達(ツワモノ達)と一緒にブリーフィングを受ける。

ブリーフィングが終わり出発しようとしていたら、harusanから「頑張れー!」と激励を受けたのが嬉しかった。

出発

VTシリーズはエグい山道ブルベで、山ばっかり+激坂+グラベル有り、という難関コース。

今回は去年の反省から、中盤まで脚を使わずに走ってみよう、と考えていた。

あまり細かい予定を立ててはいなかったけど、最後の3つの坂、大野山、才の神峠、六甲山、ここで脚を使おうと思っていた。

なので序盤は、そろーりそろーりと坂を上る。

一番初めの山は、いつも通勤で上っている再度山。

通勤の時よりもエネルギー使わないようかなりゆっくり上がった。

登り口からフォトチェックの看板まで30分かかってる。かなりスローペース。

殆どの参加者は先を走っている。

気にせずマイペースで次のR428の岩谷峠を上る。

ここで一人後ろから抜いて行かれた。

下り区間はしっかり時間を稼ぐように努めた。

精神的に余裕はたっぷりで、道の駅淡河のトイレに立ち寄る。

吉川のフォトチェックに到着。頑張らないことに気をつけていた。

ここからはしばらく緩いアップダウンを経て三田市まで進む。道中後ろから数人に抜かれる。

何人かミスコースをしておられ、私を2回抜いていった人が3人いた。

三田市ラストのコンビニには立ち寄らずそのまま千丈寺湖の外周路へ。

少し進むと1つ目の激坂区間、永沢寺への上り。

この坂は今までに何度か走っていて普通に上るだけで心拍が結構追い込まれるので、ここでもゆっくり脚を使わずに進む。流石に激坂が長く続くので呼吸は少し早くなるが、予定通りゆっくり上がれている。

永澤寺のフォトコンでは2名の方がおられた。

ここから下った後アップダウンをしながら丹波篠山渓谷の森公園の前を通過し、そのまま亀岡の方へ。

この辺りから天候がぐずつきはじめた。

ポツポツと雨が振ったり止んだりして、今からどうなるのかな、と思いながら進む。

亀岡の坂を上った先にPC1がある。

その坂の手前で雨脚が強まり、レインウエアを着る為に坂の手前で止まったところで彩さんに追いつく。

レインジャケットと手袋とシューズカバーを着用し坂を上る。

雨脚は強まったり弱くなったりしながら、本降りにはなっていない。

亀岡のPCに着く。104km地点でスタート時刻から6時間10分。

(少し前からスタートしたので走行時間は6時間20分)

脚は疲れていないということは無いが、ここまで抑えに抑えて走ってるのでまだまだこれからという感覚。

グラベル区間に入り、軽く上った後に下る。

去年はこの下りが結構怖くてまぁまぁビビりながら走った記憶がある。今年は冬季MTB遊びの成果なのか、恐怖心を感じるよりも楽しさの方が勝っていた。

気持ちよく下りきり、舗装路の上り返しを進む。

直後雨脚が強まってきた、と思ったら後ろタイヤがパンクしたことに気付いた。

ここで彩さんとは別行動となり、あー、やっちゃったー、と強まる雨の中レインパンツを履きパンク修理に取り掛かる。

修理を終えフレームにタイヤをセットし走りだそうと、変速レバーを触ると後ろの変速を軽くすることができない。

なぜだろう、と思い原因を探る。

先程まで問題なく走れていたのだから復旧もできるはず。

変速機やSTIをイジったり覗いたりするが、原因が分からない。

後から分かる事だが、STIレバー内部で変速ケーブルのタイコが引っかかってしまっていたことが原因だった。

だが、この時点では原因が分からない。

復旧も出来ずに先のコンビニまで取りあえず進むことにする。

インナートップ(36×12)が一番軽いギア比になるので、緩い斜面でもかなりキツイ。押し歩きで進まねばならない状態で、頑張ってコンビニに到着した。

参加者が誰もいなかったので、時間的にもかなり余裕が無いのが分かる。

復旧作業で疲れた頭と身体を回復させたくてお腹を満たすことに。

頭が働かないと復旧作業も出来ない。

食べたあと自転車の状態を確認する。が、よく分からない。

リヤの変速機からケーブルを外してみると、STIレバーが動き出した。ここでタイコが挟まっていたのが確認できた。

かなり頭が疲れていた&焦っていたのだろう。

外したケーブルをディレーラーに取り付ける作業がうまくできなかった。

いつも家での作業はプライヤーを使っているので、プライヤー無しにどうしたらケーブルを取り付けできるのか??(家帰って冷静に作業すればできたのだけど…)

方法が分からないまま時間ばかりが虚しく過ぎていく。

仕方ないので、大野山の登り口の交差点まで取りあえず進む。

雨脚はさらに強まっている。

交差点に到着すると大野山から下ってきた参加者の方と出会い交差点越しに会釈する。

時刻はもう15時半頃になってしまっていた。あと約90kmの上り下りばかりのコースを、インナートップで上るのは難しいし、制限時間まで5時間しかない。

ここで一気に気持ちが抜けた。

DNF連絡を入れ、どうやって帰ろうか、と。

気が抜けると右膝に痛みを感じるようになった。この痛みは今まで何度か味わったことのある腸脛靭帯炎の痛みだ。

マシントラブルに加えて膝も傷めてしまっている。

なぜ?この日にこんな色々起こるのか、と思いを巡らせていたが、大事な事に気づく。

半月後フレッシュ走るのに、膝を今傷めていてはチームに迷惑かかる!

家までむりやり自走して帰ろうかとか思ってたけど、輪行一択。

なぜマシントラブルが起こったのか、膝を傷めたのか、を考えながら駅まで向かった。

変速ケーブルがSTI内で挟まってしまったのは、ホイールを外す際にクランクを回さずにリヤ変速をトップ側へSTIレバー操作をしたことが原因と推測。

テンションの緩んだケーブルが、STI内のタイコ固定部から外れてしまい、ロー側へレバーを引く時に本来とは異なる位置でタイコが固定されてしまいレバーが動かなくなったのかも知れない。

腸脛靭帯炎については、2023年新春から春にかけて、シートポストを5mm上げた。これは冬用シューズの時の調整であり特に問題は起こらなかったが、3月21日には夏用シューズに変わっていた。3月21日より前に夏用シューズで100kmほど六甲山を走り回ったがその時には問題は起こらなかった。

あとはクリートを前に1mm移動させたことぐらい。

去年2022年秋までは傷めることなく200km以上走っていたので、変えたことといえばそれぐらいしか心当たりがない。

半月後のフレッシュまでに膝を治す&再発防止をしないといけないが、調整&確認をする期間的な猶予が無くぶっつけ本番になりそう。

今回DNFとなったこと&フレッシュへの不安により、ブルーな気持ちで駐車しているスタート地点まで輪行で戻ったのであった。

まとめ

残念ながらDNFとなってしまった200VT。

フレッシュへの自信を付けるどころか不安が高まってしまった。

その後のフレッシュ参加の記録

リベンジライド

2023年4月28日18時スタートで、200VTを単独で走った。

途中永沢寺から東へ向かう道が通行止めとなっており、1時間14km程迂回をすることになったが無事完走できた。

時間内に完走できてうれしかったなー。

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