AZ 自転車用チェーンディグリーザーのレビュー記事。
製品情報
成分:植物系界面活性剤
用途:自転車用チェーンの洗浄(バイクチェーンの洗浄にもご使用可能です)
容量:500ml
自転車用水溶性チェーンクリーナー。環境にやさしい植物系洗剤を使用しています。
防錆剤配合で、チェーンのサビを防ぎます。
シールチェーンにも使用可能。
※大変強力な製品ですので、変色などの恐れがあります。アルマイト加工された箇所やアルミ部分、ホイール、塗装面にはご使用をお避け下さい。
(製品説明から引用)
洗剤系のチェーンクリーナー。
容量は500mlなので、手に収まるサイズ感で使いやすい。
アルミへの使用注意記載があるところを見ると、アルカリ性と思われるのでpH試験紙で測定をしてみた。
液性はpH12と出たのでアルカリ性。
今回洗浄するチェーン
2週間、200km以上走行したチェーンを洗浄する。
屋外の気温は10℃程。
使用中のチェーンはシマノ CN-HG601。
チェーンオイルは、クレチェーンルブドライ。
チェーン/チェーンリングは全体的に薄汚れている。
プーリーには汚れが堆積している。
内外プレート接触部には汚れが溜まっている。
スプロケット表面にも汚れが付いている。
使い方
チェーンを回転させながら、チェーンにたっぷりとスプレーしてください。数分放置してから、ブラシ等でこすり、最後に水で洗い流してください。水洗いした後はチェーンに付いた水を布等でしっかり拭き取り、専用のオイルでメンテナンスをしてください。
※作業時はゴム手袋をしてください。ブラシでこする際は液が目に入らないように注意してください。
(製品説明から引用)
スプレーしたあとブラッシングして水洗い、この一連の流れで良さそう。
チェーンにスプレー
チェーンにスプレーし、チェーンクリーナーを浸透させる。
泡は適度に粘性があるけれど、どうしても地面に垂れてしまうので汚したくない場合は要注意。
泡はチェーンに付着するとすぐに消えた。チェーンの汚れが多い為だろう。
ちなみにチェーンクリーナーの臭いは気にならない。
ブラッシング
チェーンクリーナーを吹き付けた後は、ブラシでチェーンを擦っていく。
これは大事な工程で、洗剤と汚れを混ぜる。
水洗い
いったん水で洗い流す。
一度ではチェーンの汚れが落ち切っていないようだったので、洗浄しなおす。
繰り返し
ここまでの流れを繰り返す。
- チェーンにスプレー
- ブラッシング
- 水洗い
2度目の洗剤吹き付けを行うと泡がチェーン全体に残るので、1度目の洗浄で汚れが落ちたことが分かる。
中性洗剤で水洗い
バケツ一杯の水に中性洗剤を溶かしてブラシでチェーンを洗う。
この工程も大切で、チェーンクリーナーの力だけでは落とせない汚れを落とすことができる。
仕上がり
最後に水で洗い流して洗浄終了。
洗浄前後のビフォーアフターを確認してみる。
・チェーンリング:歯先の汚れは落ちている。
・プーリー:堆積した汚れは落ちている。
・チェーン:シルバーカラーがよみがえった。
・スプロケット:一部洗い残しがあるが、おおむねきれいになった。
最後の仕上げに、チェーンオイルを塗ってチェーンを拭き上げる。
今回もKUREのチェーンルブドライを使う。
オイルを塗った後ウエスで拭き上げると、汚れが出てきた。
チェーン洗浄中、内外チェーンプレート間の汚れが落ち切っていないのが観察できていたので、それが溶けたのだろう。
洗浄力的には普通レベル。
まとめ
AZ 自転車用チェーンディグリーザーは、洗浄力は普通レベル、安価で臭い控えめ、水洗いで済ませられる手軽なチェーンクリーナー。
洗浄力
★★★
洗浄力は必要十分な範囲。
使いやすさ
★★★★
洗剤系チェーンクリーナーなので、水洗いで済ませられる。
ボトルのサイズ感も手に収まりやすく、片手でスプレーできる。
臭い
★★★★★
臭いのことを忘れてしまっていたぐらい、無臭。
台所用洗剤と同じくらいににクセが無い。
価格
★★★★★
一本500円台で購入できる安価なクリーナー。
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