GOTAL社製品提供による【チェーンディグリーザーの素】のレビュー記事。
製品情報
【チェーンディグリーザーの素】という言葉通り、粉の状態そのままでは使えず、お湯に溶かして使う。
アルカリ性:アルミニウム・テフロンコーティング対応
成分:珪酸塩・炭酸塩・その他(水酸化ナトリウム不使用)・界面活性剤3%
航空規制情報:非危険物
製品情報から引用
液性はアルカリ性で公式サイトにpH11と記載がある。
試験紙で確認してみると、肉眼ではpH12辺りが一番近い色に見える。

製品自体は、チェーンディグリーザーでは珍しい(というよりも唯一?)の粉末状。
粉末ということで『航空規制情報:非危険物』となるのだろうか。

製品には計量スプーン(大さじと同じ)も入っている。
スプーン一杯をお湯250ccに溶かして使う。

使い方
使い方は製品裏に記載されている。

タッパーやシリコンバッグにスプーン一杯を入れ250㏄のお湯を注いでください。
チェーン・スプロケット・プーリーなどを入れ、蓋をせずに2分待ちます。(炭酸ガスが発生します)
ふたを閉め、左右に振りながら洗浄します。(保護手袋を装着して、火傷に注意して作業してください)
水を入れ替え、蓋を閉めて左右に振りながらすすぎます。(水が透明になるまで繰り返してください)
最後にお湯ですすぎます。(乾燥時間が短くなります)
乾燥させルブ等を塗布してください。(洗剤分が残るとルブを分解します)
(製品説明から引用)
推奨の使用方法は、チェーンディグリーザーの素とお湯・チェーン等駆動系パーツをタッパーや袋に入れて、シェイクして水ですすぐ、というもの。
ただしGOTALの横山氏によると、チェーン洗浄機(ガラガラ)でも使用できるとのこと。
現在チェーンディグリーザーの素で効率よくシマノ11sチェーンをバラシて洗浄するために、Wippermann CONNEX LINK STEELを使用している。
回数無制限の取り外しが可能で使用期限はチェーン交換と同時に交換すればよいらしい。
工具無しで取り付け・取り外しができるもの良い。


コメント
GOTALの横山です。https://diy-roadbike.com/こちらのサイトでもテストを行なっていただいたのですが、アルマイトは全く大丈夫のようでした。温度も80℃以上あったようですので同様の条件のようです。違いがあるとすれば、ダートを走っていないぐらいですかね。もしかすると既に小石などでアルマイトにダメージがあり、そこから侵食したか?、洗浄時にスプロケットの歯が当たって傷をつけそこから浸食したか? こちらでも検証してみます。