【リムブレーキホイール】DT Swiss PR 1400 DICUTで起こったトラブル

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メンテナンス
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DT Swiss PR 1400 DICUTで起こったトラブルをまとめた記事

所有のホイール

2022年11月に購入したホイールDT Swiss PR 1400 DICUT(後輪)。

リム高21mmのロープロファイルリムブレーキホイール。

リム内幅は18mm。なので新ETRTO寄り。

購入時にまとめたホイールスペック

ブルベやロングライド等の遊びライドのメイン後輪でこれをチューブド運用している。

このホイール関連のトラブルを書き連ねる。

出先でポンプが使えない【チューブバルブと携帯ポンプとの相性】

使用ポンプについては、自宅では普通のフロアポンプにヒラメポンプヘッドを取り付けたものを、

携帯ポンプには、パナレーサーのBMP-24AEZを使っている。

チューブは、パナレーサーのサイクルチューブを使っている。

この700×23-26Cのバルブは34/48/60mmと3種類あり、一番短い34mmでも空気が入れられるため、それを使っている(実測重量96g)。

ホイール、チューブ、ポンプ(フロア、携帯)の組み合わせで空気が入れられるかの確認をしたのちに、運用を始めている。のだが・・・


林道ライド(2024/4/12)中のパンク修理で、上記の組み合わせなのに空気を入れられずパニックになった。

90分間程格闘し、別の予備チューブ(同じくパナレーサーのサイクルチューブ)であればなぜか空気を入れられることを発見し、デポ地へ復帰できた。

デポ地でバルブを観察すると、同じパナレーサーのサイクルチューブでも(バルブ長も同じ34mm)、バルブ形状が異なる場合があることが分かった。

バルブの小ねじ(キャップを止めるネジ)の長さが異なり、

  • 右のバルブは3周=短い(根本が金色)
  • 左のバルブは4周=長い(根本が銀色)

所有携帯ポンプ(パナレーサーBMP-24AEZ)とホイール(DT SWISS PR1400)の組み合わせでは、右のバルブだと問題無く空気を入れれるが、左のバルブでは無理だった。

数mmの差で使えなくなるのはポンプヘッドを深くバルブに押し込めない為で、我ながらシビアな運用をしていると思うが、パナレーサーのサイクルチューブはロットによって採用されるバルブが異なるのだろう。

今後は、携帯する前にバルブの形状を確認しなければならない。

走行中タイヤが外れてパンク【ホイールとタイヤの新旧ETRTO問題】

ホイール購入後から、タイヤはIRCのASPITE PRO RBCC(700×25c)を1年半程使用していた。

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が、ある日(2024/3/17)サイドカットを発見。

チューブがコンニチワ

別ホイールでパナレーサーの旧グラベルキング26cを計13本以上使用しているが、パンクはすれどもサイドカットは一度もない。

ということで旧グラベルキングに換装して運用をすることにした。

するとしばらくしたある日(2024/4/12、上項目と同じ時)パンク修理中、空気入れ途中にリムからビードが外れる、ということが起きた。

初めての出来事で空気が入れられないということも重なって頭が混乱したが、その場はビードを入れなおして修正完了。

さらに後日(2024/4/16)退勤時(ヒルクライム中)に、『パアァッァアァァアァァァン・・・・』という爆竹みたいな轟音を山壁にこだまさせて後輪がパンクした。

見るとタイヤが外れている。

ビードが外れてパンクしてしまった

ビードが外れてチューブが破裂した模様。

  • IRCのASPITE PRO RBCCは新ETRTO規格対応
  • 旧グラベルキングは旧ETRTO規格対応

ホイールはリム内幅18mmと新ETRTO寄りなので、旧ETRTOタイヤ(細い)では新ETRTOリム(太い)から外れてしまいやすいことが想像できる。

帰宅後、リムとタイヤを確認するも特に問題が無さそうなので、新ETRTO対応タイヤを使用することにした。

選んだのは信頼厚い(新)パナレーサーグラベルキング26c。

ここからトラブルは起きていない。

RWS破壊

DT Swissホイールに採用されているRWS。

RWS(新品)

RWS(ラチェットホイールマウントシステム)とは

当社の特許取得済みRWSアクスルシステムは、 従来のクイックリリースアクスルと比べて剛性や安全性が高く、 使いやすくなっています。 RWSクイックリリースは抜群の信頼性を誇り、 フレームへの強固な接続が特徴です。 最大限の性能と安全性を求めるすべてのライダーにとって理想的な選択肢です。

DT Swissより引用

2024/5/12、RWSが壊れた。

破壊した箇所はメスネジのネジ溝。

散らばる針金みたいなものがネジ溝

破壊する数か月前から、固定する度に”ギャッ”という異音が出ていて、”バッキィィン”という音で壊れてしまった。

締め付け負荷にメスネジが耐えられず起こったのだろう。

緩まないだろうという手ごたえを頼りに固定していたが、強く締めすぎていたのかもしれない。

破壊後、DT Swissサイトでマニュアルを確認すると

Turn the lever clockwise and secure as tightly as possible by hand (min. 15 Nm / max. 20 Nm).

と記載がある。

最小15Nm、最大20Nmで締めろ、とのこと。

今は他社クイックリリースのメスネジ側を替わりに装着している。

今後は、今までよりも固定トルクを緩めにしようと思う。

まとめ

DT Swiss PR 1400 DICUTで経験したいくつかのトラブルをまとめた。

また何かあれば追記をしていく。

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