【ロードバイクで巡る】再度山ドライブウェイ周辺の寄り道スポット

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私の自転車通勤路、再度山(ふたたびさん)ドライブウェイ周辺の寄り道スポットを巡ってみる。

再度山ドライブウェイ

再度山ドライブウェイは、兵庫県神戸市中央区山本通から、神戸市北区山田町小部の五辻交差点までを結ぶ道路で、神戸市道神戸箕谷線の通称である。

wikipediaより引用

道路データ

距離: 8.0 km
最小標高: 58 m
最大標高: 437 m
累積標高(登り): 586 m
累積標高(下り): 220 m

登り口

登り口は神戸市中央区 山本通3から100mほど西の交差点

終点

終点は神戸市北区 五辻交差点

自転車で神戸市中央区から六甲山頂へ上がるルートでは割と一般的な道の一つ。

登りはじめの数kmは勾配が急こう配もあるけど、中盤~後半は比較的緩斜面~中程度の登りと下りが混ざっている。

この記事では、基本的に南から北の順番に、ヒルクライムすると順番に巡れるようスポットを紹介する。

連理のクス

登り口から1kmほどの道路沿いに”連理のクス”の看板がコンクリートに貼ってあり、看板の→の方向へ進むと見事な連理木のクスノキを見ることができる。

これが連理のクス

地面から2mほどのところで、枝同士がつながっていて境目は分からない。

この2本のクスノキが一本につながっている状態を連理といい、古来男女の深い愛を表すものとして愛好されています。

このクスノキのような見事なものは、ごく稀で貴重な自然の産物といえましょう。

看板を一部要約

看板によるとこれだけキレイにつながった楠は珍しいらしい。

連理木というものが自然界では割とみられるようで、登山道にある楠の連理木に名前が付けられたよう。

連理木 - Wikipedia

碇山の展望台

展望台は碇山電飾のすぐに上にあって、大阪湾を標高300mほどの高さから眺望できる。

再度山ドライブウェイを登っていくと標高292m地点に碇山がある。

神戸市の神戸港付近は、南側が海、北側は山と分かりやすく、海の方から山を眺めると碇山と市章山のが望める。

碇山はイカリの形、市章山は神戸市の市章の形、に電飾と植木がされていて、昼間も夜もはっきりとわかる神戸のランドマークのような存在。

神戸市:神戸のランドマーク「山麓電飾」
神戸の山麓電飾を紹介するページ 神戸市

夜電飾された山をみると、碇山と市章山は少し距離が離れているようにも見えるけれど、実は200mほどしか離れておらず、徒歩や自転車で簡単に行き来できる。

展望台から北へ移動すると市章山へ寄れる。

石碑(明治天皇と海軍大将)

碇山展望台から500mほど山側にドライブウェイを登っていくと、峠の辺りに駐車場があって、そこから山道を上がると、立派な石碑が建てられている。

緑に囲まれた良いつくりの石碑。

石碑の表文は読み取れないけど、明治天皇、や海軍大将の記述がある。

こちらの記事に解説が書かれていて、この辺りは浅間が丘という名称のよう。

再度山・錨山・市章山
今日(令和2年1月4日)は、令和2年の歩き初めに、六甲の2つの神社仏閣をめぐることにした。諏訪山稲荷神社と再度山太龍寺に詣で、その道中で、錨山、市章山、再度山の三山に登ってみたい。その後、再度公園で休憩を入れ、鍋蓋北谷から鈴蘭台に下って行く...
さっぱり読めません。

昭和12年とは割と新しい。

石碑の場所は、下の地図の展望台の近く。

石碑(湊川神社神苑)

碇山から再度山ドライブウェイを登ると、いったん峠にまで上がった先の下りきったあたりに大きな石碑がある。

”神苑”とは、”神社の境内(にある庭園)”という意味らしく、この辺りは湊川神社の境内の一部ということになりそう。

湊川神社は、この石碑から山を下った先、地図上直線距離で2kmほど離れた位置にある。

この石碑周辺は湊川神社の飛び地ということだろうか。

昭和13年7月と彫られているので、それほど古いものではなく文字もはっきり残っているが、これは漢文?読めない。

こちらのサイトには石碑裏の文字を一部解読されている。

雨の日は裏山。城山道から二本松道。ちょっとだけ石碑巡り。別格官幣社湊川神社神苑 記 | HILLS BEHIND KOBE
2017年2月5日 日曜日。11:52起床。朝から小雨模様。遠くに行く気もしないし、裏山あたりを歩くことにする。ついでに石碑巡りもやってみよう。14時過ぎに出発。新神戸駅南、生田川右岸にこれ。八部菟原両群界生田川中央之標。

石碑(塚本道之碑)

再度山ドライブウェイをさらに北の方へ進むと、左側の丘の上に石碑が見える。(北から南へ向かう時の方が見えやすい)

塚本道之碑とある。

先人による道作りの功績が書かれているよう。

大正6年と読み取れる。

これについてもこちらのサイトの解説が参考になった。

雨の日は裏山。城山道から二本松道。ちょっとだけ石碑巡り。別格官幣社湊川神社神苑 記 | HILLS BEHIND KOBE
2017年2月5日 日曜日。11:52起床。朝から小雨模様。遠くに行く気もしないし、裏山あたりを歩くことにする。ついでに石碑巡りもやってみよう。14時過ぎに出発。新神戸駅南、生田川右岸にこれ。八部菟原両群界生田川中央之標。

大龍寺から再度山山頂

塚本道之碑から北方向へ再度山ドライブウェイを進むと、道沿い左手に大龍寺(たいりゅうじ)の山門が見える。

山門より奥の駐車場まで自転車で上がれる。

自転車をあたりに停めて、そこからは徒歩。

急な階段や山道を登り、奥の院まで。

奥の院からさらに山道を進むと再度山山頂へ行ける。

途中、空海作と言われる亀の岩を見れる。

岩をよじ登ると亀が居た。

亀の岩から少し上まで上がると、再度山山頂。

所要時間は、自転車を停めた大龍寺駐車場から再度山山頂までは徒歩で登り約20分間ほど。

山頂の辺りからは神戸港や大阪方面までのパノラマビューを楽しめる。

この時はあいにくの天気(雹が降ってきた)だけど天候が良ければ素晴らしい

神戸市北区の方角は木が茂っていて、隙間から覗ける。

奥の院から再度山山頂までは、両手で岩や木を掴んで上がるような普通に登山的な感じになるので、SPD-SLシューズでは危険。

歩きやすい2穴クリートシューズやトレッキングシューズなどが良い。

私は愛用のサイクリングシューズSIDI SD15で難なく上ることができた。

SIDI SD15 山歩きも普通にできる便利なサイクリングシューズ
SIDI SD15のレビュー記事

再度公園

大龍寺と近接する再度公園。

大龍寺の山門を過ぎて再度山ドライブウェイを北へ進むと、自動車の入り口やパーキングがある。

自転車だとこの入口のほかに、大龍寺から入るルートや下で書く洞川湖から入るルート、など複数のルートが取れる。

再度公園には池があり、休日には池のほとりがハイカーやファミリーの憩いの場になっていて、にぎやか。

この池は、もともと塩ヶ原池と呼ばれ、今は修法ヶ原池が正式名称のよう。

神戸市民の発音は”しょうがはら”と読み、ほかの発音を聞いたことはない。

しょうがはらと言えば、この再度公園や修法ヶ原池のことを指している。

その昔、空海がこの地で修行を積んだそうな。

冬は湖面が凍結して雪が積もり美しい。

洞川湖

再度公園を過ぎて再度山ドライブウェイを北に進み下った先に洞川がある。

洞川を堰ていで留めてできた湖が洞川湖。

洞川堰堤

この湖の上流の流れ込みの川には、蛍が生息している。

蛍シーズンには少数の蛍と見物客がいる。

高尾山砂防ダム

再度山ドライブウェイから林道に入り、10分ほど進むときれいな湖に出る。

高尾山砂防ダムでできたダム湖。

結構ロケーションが良くて、一息つくにはちょうどいい場所。

ただしハイキングの人が多くてあまりゆっくりはできない。

途中は、砂利道を進んでいくことになり、歩行者もいるので慎重に。

まとめ

自分のヒルクライム自転車通勤ルートの、再度山ドライブウェイのロードバイク寄り道スポットをいくつか挙げてみた。

このほかにもこの近辺にはロードバイクなどの自転車で入ると面白いルートやスポットがいくつかある。

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