ロードバイクってオンロードバイクって書いてないからオフロード走っても良いよね

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ロードバイク Advent Calendar 2020 11日目。

昨日は、くろみつ@ニオブ鋼の自転車使い@kuromitsu9600 さんの 【自転車乗りにピッタリの料理選手権】でした。


ロードバイクってオンロードバイクって書いてないからオフロード走っても良いよね

ここ数年間、MTBを買う手前ぐらいからロードバイクでオフロードをテケテケ走るのを楽しんでる。

この記事では、このぐらいの山道ならロードバイクでも楽しく走れる、という感じを写真でお届けしたい。

自転車のスペック

一応自転車のスペックを書いておく。

メーカーはCannondale、2016年CAAD12完成車105モデル。(普通のアルミロードバイク)

完成車から変えたパーツや、使ってる装備はだいたい以下の通り。

  • 変速機はダブルレバー(SL-7700)
  • ホイールは、Mavicのキシリウム プロ エグザリット SL
  • タイヤは、パナレーサーのグラベルキング26c
  • ペダルはMavicのクロスライド SL
  • シューズはSIDIのSD15

ロードバイクで山道を走るにあたって、重要なのはタイヤとシューズとペダル。

タイヤ

パナレーサー グラベルキング 700×26Cは、通勤、ロングライド、オフロードとオールラウンドに使っている。

今のところパンクはするけれどサイドカットで走行不能とかそういうことには経験していない良いタイヤ。

シューズ

シューズはソールが硬いものは山の中で歩きにくいので、トレッキングシューズのようなものが良いと思う。

私はSIDIのSD15(2穴クリート用シューズ)を数年間愛用していて、通勤を主体に山の中へMTBやロードバイクで入る時もこのシューズを使っている。

SIDI SD15 山の中でもこれは良い
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ペダル

ペダルは、フラットペダルか2穴のビンディングペダルが良い。

私が使っている2穴ビンディングペダルMavic CROSSRIDE SLは廃盤になっているが、もともとTIME社のOEMで今もTIME社からは同じものが販売されている。

ペダルとクリートが固定された状態でも足部の左右回旋方向に遊びがあって膝に優しいし、ペダルの上で足の角度の自由度が高いので自転車の上で姿勢を制限される感じがなくて良い。

Mavic CROSS RIDE SL(TIME社のOEM)両面キャッチの2穴ペダル。

どんな道が楽しい?

ロードバイクでオフロードを走るといっても、MTBで走って楽しい道をロードバイクで走っても怖いばかりで進まなくてちっとも楽しくない。

逆に、MTBで走ってみてヌルさを感じる道ならロードバイクで走ってみると結構楽しかったりする。

ロードバイクが楽しめる難易度の路面がオフロードの中に混在している。

個人的に好きなのは、

  • オンロードではあまりお目にかかれないレベルの急登坂
  • ぎりぎりグリップが効く路面
  • 数少ないラインをうまく選んで走る
  • 段差をうまく上がり下りする

とかをうまく走れれば脳汁がたくさん出て楽しい。

がそんなギリギリのライドを延々と続けるのは疲れてしまうので、いろんな難易度が混ざった道を走るのが良い。

リムブレーキのロードバイクでも山道を走れる?

ディスクブレーキのロードバイクのほうが、リムブレーキよりもブレーキ操作に力が必要でない上に、タイヤサイズも選択肢が増えて、よりオフロードに突っ込める性能が高い。

しかし、リムブレーキロードバイク(私がそうだけど)でも十分山道を楽しんで走ることができる。

無理をしないで、走れるところだけ走ればそれで十分。

自分の力量が高まると走れる道は増えてくるので、慣れれば慣れるほど楽しさは増してくる感じがある。

ロードバイクで走れる道、走れない道

私が普段遊んでいる山道の路面を、ロードバイクで走る難易度別に分けてみる。

(下の写真ほど難しくなります。)

イージー区間

イージー区間

のんびりふわっと走れる路面。

ゆるふわ里山ライドって感じで良い。

MTBではヌル過ぎて慣れると退屈になる道も、ロードバイクだとふつうに楽しめる。


平坦な締まった砂道

道幅は狭いけど、どこにタイヤを通しても安定して走れる。


上り緩斜面の締まった土と芝

どこにタイヤを置いてもグリップするし、芝と土がぼこぼこして感触が良い。


並木道の道幅の狭い区間

路面は落ち葉が敷き詰められてて、その下は凹凸が少ない土。

シャリシャリしながら走れて気持ちいい。


落ち葉の下の締まった路面と緩斜面

路面は芝と落ち葉のふわふわした感触がタイヤから伝わってくる。


川沿いの締まった砂道

一部石とコンクリートが露出していてぼこぼこする。

強くペダルを踏むとスリップしやすい。


石が混ざった湿った砂道の緩斜面

落ち葉の下にも砂に埋まった石が頭を出してる。

ラインは無数にあるけど簡単なのはトレース。


紅葉の落葉が敷き詰められた土道

ふわふわしてて楽しい。

隠れた石なんかに気を付けて走る。


小川と同じ高さの湿った土道

個人的にこういうところ好き。

タイヤがズシズシ埋まるところもあって、道幅が狭い。

木の根っこも道に出ていて、うまくクリアできれば楽しい。


橋の上から撮影

道が好きというよりロケーションが好きかもしれない。

写真の左側の奥に、登坂の道が続いている。

大き目の石がゴロゴロしてるけど、石の下は締まった砂道。

石をよけて走れば乗っていける。

ハード区間

ハード区間

こういう遊びをやり始めたころは乗車でクリアできなかったけど、今はクリアできるようになったパート。

瞬間的に体力を使ったり、バランスを崩したりしやすい箇所で、クリアできると脳汁がドバドバ出て楽しい。


急斜面の登り

左曲がり道で、路面が一番きれいなのは写真左側(斜度が一番高いコーナー内側)。

道の真ん中とかコーナー外側を走るなら、前輪抜重して進めるが結構難しい。


初見は、むりだろー、とか思った下りから登りへの登り返しで谷筋との合流点

一見ムリゲーだけど、コンクリート右側の落ち葉の下は案外しっかりしていてそこを通れる。

コンクリート溝は、溝のピッチがタイヤのピッチと同じなのでがっつりハマると思うし、ハマれば溝にライダーが落ちるので危険。


急こう配の下り坂

路面は踏み固められた土だが、砂は結構滑りやすい。

またロードバイクは下りの急坂に弱い。

急こう配の下り坂は、お尻をサドルの後ろに引いた状態でブラケットポジション(下ハンは難易度高い)でブレーキコントロールをしないといけないが、ロードバイクのハンドルポジションではかなり腕を伸ばしてブレーキ操作をすることになる。

前輪抜重がしっかりできないと下り坂途中のギャップに前輪が引っかかって落車するので、前後の荷重を意識しないと危ない。


どっきり小橋その1

橋の手前はだいたい段差になっていて、うまく前輪を段の上に乗せないと川に落ちる、とか考えるとビビってしまう。

この橋は手前の道幅が広いので、アプローチが自由で安全に渡れる。


登り勾配の荒れた石道

斜度がまぁまぁきつめの登り坂で、路面は荒れていて、石が転がっている。

雨が降ると水が流れるのか、真ん中が削られている。

道を横断する木や木を模したコンクリート製の棒が杭で支えられている。

見てるだけで楽しそうな感じがあふれている路面。

自転車を停めているあたりが一番走りやすいライン。

この写真も一番簡単なのは左端のほう。

真ん中から右のほうへ抜けるラインも見えるけど、一つ目のギャップを超えた後が大変そうだw


下り基調で土にうまった石群が頭を出している区間

なんてことないように見えるけど、ロードのタイヤだと結構跳ねるし、苔と石でグリップ失いそう。

ここは結構怖いw


急こう配の上り坂

左端は難易度マックス。

真ん中は高難易度。

一体どこを通るんだって感じだけど、もう一つ右側の雑草の中に走りやすいラインがある。(自転車を停めてるライン)

ワシワシと雑草をかき分けながらうまく上がれると楽しい。


急こう配で路面の段差が大きい下り坂

初見でここを通るのは無理だった。

乗車姿勢で見るとどこにラインがあるのかさっぱり分からない。

(無理やりいけばいけるかもしれないけど・・・)

一度下りて路面をよく見てみると、簡単に通行できるラインがある。

自転車を停めている前のラインがとても優しい。


階段の側道

この側道は道幅がせまいのでハンドル幅の狭いロードバイクにピッタリで、ハンドル幅の広いMTBでここを上がるのはさらに難しかったりする。

最高斜度はいくつだろう。

(直角三角形の三角定規と比べると、同じぐらいに見える。)

別の急こう配階段の側道

こちらの道も自転車が登れるように作ってくれていると思うと感無量である。

玄人MTBerは側道ではなくて階段を上がっていけるので、私も10年後くらいにはそんなことができるようになりたい・・・


どっきり小橋その2

橋の手前の段差が大きくて、前輪をうまく乗せるのに勇気が要る。

やり始めたころは全く前輪を段の上に上げられなくて嫌だったけど、今はできるようになってうれしい。


カオスな上り坂

泥と石と岩と溝と落ち葉がカオス。

自転車を停めてる一番右のところじゃなければだいたい通れるけど、どこもだいたいタイヤが跳ねて走りにくい。

ついでに後輪がスリップしやすい条件がそろっていて、うまくペダリングをしないと上れない。

ベリーハード区間

この区間は、まだ自分自身がクリアできていないところ。

こういうところをポンポンっと楽勝に乗っていけると気持ちいいいだろうなー。


勾配きつい上り坂に階段

階段のピッチは広いので1段だけならいけるけど、続けてとなるとスピード維持したままうまく前後の抜重を繰り返してペダリングも続けないといけない。

失速して止まってしまう。


急こう配の柔らかい土の上に石ころが散乱している区間

段の左側に通れそうなラインがあるけど、そこに自転車を乗せるまでが難しい。


どっきり小橋その3

橋の手前の段差は大したことがない、が直進で侵入できないところがテクニカル。

ミスれば2-3mの谷へ落下するので怖い。

ビビってチャレンジできない。


岩上の急登坂

MTBだと上がれるこの坂も、ロードだとギア比的に難しい。

ロードでコーナー内側をクリアするには助走が必要だけど、坂の手前はあまり助走するスペースがない。

コーナー外側(左側)は比較的緩斜面だが、幅がせまくてラインがかなり限られてくるし、ミスれば左奥の谷へ落下するかもしれない、とか考えるとビビる。


どっきり小橋その4

幅の狭い登り勾配の橋、その手前の段を上るのが怖い。

この橋は登り勾配なので、速度が落ちて横へふらついて橋から落ちる、とか考えるとビビって止まってしまう。


登りの連段

こういう連段は物理的にギリギリいけそうに見える。

写真のような感じで2段目に前輪が乗ったら後輪抜重すれば上がれる、と思う。

が思うだけで実現できない。

登りなので結構勢いが必要な気もするし、もしクリアできたとしてもさらに次の段が待ち構えている。


石段と坂

優しそうに見えるこの箇所が案外難しい。

登り勾配の階段で、階段は一部崩れてるし石がゴロゴロしていて、ラインが限られている。

終わりに

地元でいつも遊んでいる道の一部を例に出してロードバイクでもトレイルで楽しく遊べることを書いてみた。

タイヤ30c以下のリムブレーキロードバイクでトレイル遊びするなら上り坂が大正解、というのが今のところの結論。

色んな自転車の性能にあった道があるというか、道にあった自転車があるというか、そういうところなんだろうな、とか思う。

あと大切なことが、歩行者との共存。

山道で歩行者とすれ違う時は基本的に自転車は止まったほうが良いと考えている。

追い抜くときは歩行者に気づいて貰ってから抜くようにしている。

歩行者も路面が悪い道を歩いているし、不安定な道を自転車が横を通っていくと歩行者は怖さを感じる。

私は歩行者から応援されたことはあっても怒られたことはないが、これからも気を付けて走っていきたい。

おしまい。


ロードバイク Advent Calendar 2020 明日は12日目。

gunma_no_yaroさんの【自転車で回れる?群馬限定スタンプラリー 2020】です。


2019年ロードバイクアドベントカレンダーに投稿した記事です。

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